2025年05月16日
2025年05月17日 04:00更新
少子化により上越市内で小中学校の廃校が増えるなか、民間事業者に見学してもらい、利活用に向けてイメージしてもらうためのバスツアーが開かれました。
バスツアーは上越市内で小中学校の廃校が進むなか、利活用に向けてイメージしてもらおうと市が民間事業者を対象に開かれました。市内15か所を3日間にわたって回ります。15日(木)は2回目のツアーでは、板倉区の3校と三和区の2校を訪れました。
参加したのは県内外の民間事業者4社です。ここは20年前に閉校した板倉区久々野の旧寺野小学校です。校舎は32年前の1993年に建設されました。鉄筋コンクリートの3階建てです。3年前まで高齢者向けのグループホームとして利用されていました。
このため一部が改修されていて、1階に個室や浴室があります。また3階には体育館があります。
板倉区総合事務所 閏間哲也 班長
「フローリングだけでなく畳の部屋もある。避難すると、ここを利用」
ここは4年前に閉校した板倉区山部の旧山部小学校です。校舎は鉄筋コンクリートの3階建てです。2階にはランチルームがあります。また、裏庭があるのが特徴です。
板倉区総合事務所 丸山良彦 グループ長
「この小学校は裏庭を有している。敷地内にあるのは珍しい」
上越市資産活用課 戸松孝宏 副課長
「今持っている資産を利活用していくのが大事。これまでもやってきたが本格的にやっていく。多くの質問をもらっている。事業者の関心度、本気度も高いと思う。廃校利活用のニーズがあると手ごたえを感じてる」
バスツアーの最終回は21日(水)に行なわれ、直江津地区の旧古城小学校や名立区の旧下名立小学校など4か所を回ります。市では来月11日から30日までの間、利活用について民間事業者からアイデアを聞き、意見交換をする予定です。
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