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上越市で外国人向け防火研修会

上越市で外国人向け防火研修会

上越市に住む外国人が増えていることを受け、外国人を対象にした防火研修会が8日(日)に頸城区で開かれました。

研修会を開いたのは上越地域消防局です。市内に住む外国人は昨年末時点で2377人です。

今回参加したのは、上越国際交流協会に加入しているアメリカ人やフィリピン人など16人です。はじめに上越市内で去年1年間に発生した火災は44件あり、2人が亡くなっていること、火災は主にタコ足配線など身近な電気が原因で起きることなどを教わりました。

続いて火災を見つけて119番通報をする手順を確認しました。上越地域消防局では外国人から通報があった場合、電話を民間の通訳センターにつないで、英語、中国語、ポルトガル語、スペイン語など32の言語に対応します。

通報者はまず日本語で助けを求め、次に自分の母国語が話せる人と代わるよう伝えます。

上越地域消防局予防課  火災調査係の清水聡係長は「目の前で火事を見るとパニックになる。深呼吸して落ち着いて119番に電話をかけて下さい」と話しました。このあと消火器の使い方を教わりました。

フィリピン人
「研修では消火器の使い方と通報する電話番号が学べた。火災の時は学んだことを生かせそう」

アメリカ人
「119番に電話をして住所を伝えることを学んだ。電話をかけて『火事です。助けて下さい』と伝える」

上越地域消防局予防課  火災調査係  清水聡係長
「万一火災に遭遇した場合は、大きな声で助けを呼ぶ。早く119番をする。手元に消火器やバケツがあれば火が小さいうちに消す。火が大きくて手に負えない時は命が大事なので避難をしてほしい。定期的に外国人市民向けの防火研修を計画していく。燃焼実験や火災実験を見せたり、グレードアップしていければと思う」

市内の外国人を対象にした防火研修会は7月にかけて上越市市民プラザや直江津学びの交流館でも開かれます。

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