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地域の安全活動に貢献 上越市老人クラブ連合会などに防犯功労者表彰

長年にわたり地域の安全活動に貢献したとして上越市老人クラブ連合会と三和区に住む男性1人が19日（木）防犯功労者として表彰されました。

上越市防犯協会と上越警察署は、毎年地域の安全活動に貢献した団体や個人を表彰しています。今年表彰されたのは、上越市老人クラブ連合会と上越市三和区に住む小林一久さん（76）です。

上越市老人クラブ連合会は10年以上前から地域の高齢者を対象に特殊詐欺や交通安全を呼びかける教室を年に4回開いています。また、50年以上前から旧上越市内の85の町内で行っている清掃活動が、地域の防犯にも役立っているとして表彰されました。

上越市老人クラブ連合会 吉田文男副会長
「これを機に、今後も防犯の大切さ、犯罪が多くなってきているので呼びかけに力を入れなければ」

一方、小林一久さんは三和区で民生委員・児童委員としてお年寄りの家を訪ねて詐欺にあわないよう呼びかけています。また、小学生の登下校の見守り活動を13年ほど前から続けています。

小林一久さん
「まさか表彰してもらえるとは夢にも思っていなかった。（通学路）冬に車が通ると危ない。それが気になって登下校の見守りをしている。見守っていた子どもたちは、学生や社会人になっている子もいる。バイクに乗って頭を下げてくれる。体の動く限り子どもたちを見守りたい」

上越警察署の湊克彦署長は「安全安心なまちづくりのために日頃からご協力いただいていること心から敬意を表します。地域の安全は自ら守るという自主防犯の理念のもと安全で安心な住みよい上越市の実現に尽力とご協力をおねがいします」と話していました。