1. 上越妙高タウン情報
  2. ニュース
  3. 関川・姫川 28機関が渇水に備えて情報共有

ニュース

関川・姫川 28機関が渇水に備えて情報共有

関川・姫川 28機関が渇水に備えて情報共有

関川と姫川の流域ではこの1か月あまり、ほとんど雨が降っていません。今後もまとまった雨が降る予報がないことから、高田河川国道事務所をはじめ、川の水を利用している関係機関が31日集まり、渇水に備えて情報共有しました。

渇水に備えて情報共有する関川・姫川渇水情報連絡会は7年ぶりに開かれました。会議には、県や関川水系土地改良区、電力会社、化学工場など、関川と姫川の水を利用している28機関が出席しました。


高田河川国道事務所 小野伊佐緒 副所長
「関川・姫川の渇水時に関係機関の水利使用や現況の情報交換を行うことで、水利使用の適正な利用を円滑に進めることが目的」

はじめに、関川水系の現状について説明がありました。妙高市田切にある雨量観測所のデータによりますと、今年5月から7月までの3か月間の雨量の累計が、平年を下回っています。

特に7月の雨量は、平年の220ミリほどに対し、ことしは4割の87ミリです。また、高田にある水位観測所のデータによりますと、関川を流れる水の量は、5月は平年並みでしたが、6月下旬から下回っています。

水質については、いまのところ悪化は見られていないということです。

高田河川国道事務所 小野伊佐緒 副所長
「上越市水道以外については、現状において厳しい状況ではあっても取水制限をかける状況までは至っていないと共有された。ただし厳しい状況が続いている。情報連絡を密にしていく」

高田河川国道事務所では、これまで上越市の渇水について個別で対応していましたが、今後はほかの機関を含めた調整の可能性が見込まれるとして、渇水対策支部を設置し対応を強化する考えです。

高田河川国道事務所 小野伊佐緒 副所長
「上越市水道の緊迫した状況は現下において推移。渇水対策支部を高田河川国道事務所に設置することを考えている」

この記事が気に入ったら
上越妙高タウン情報にいいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でJCV Fan !をフォローしよう!

あわせて読みたい記事

© Copyright (C) 2025 上越妙高タウン情報 All rights reserved.