2025年8月24日
2025年8月24日 18:13更新
「郵便の父」と呼ばれる上越市出身の前島密の幼少期から青年期までを描いた創作劇が、9月27日(土)リージョンプラザ上越で上演されます。本番に向け、市内の中学生などが練習に励んでいます。
創作劇「青春は冒険だ!郵便の父 前島密の青春時代」は、上越市出身の前島密が日本各地を旅して郵便制度を築き、「郵便の父」と呼ばれるようになった史実を基にしています。
今年、前島密が生誕190年を迎えるのに合わせて功績などを伝える前島密の顕彰事業実行委員会が企画しました。
演じるのは、上越市立雄志中学校と春日中学校の生徒3人、東京都出身の俳優 鈴木一功さんなどおよそ10人です。
劇では医師を志し12歳で江戸にわたり、ペリー来航に衝撃を受け、新しい国づくりを目指して学問に励む少年期と、35歳で郵便制度を築く青年期が描かれます。
生徒3人は前島の少年期、10歳、12歳、18歳をそれぞれ演じます。
18歳の前島密役 雄志中2年 杉浦照芳さん
「楽しい。今まで自分が演技をしようと思っても学校生活ではそういう機会がない。自分の全力が出せる」
12 歳の前島密役 雄志中2年 日向雅斗さん
「越後から江戸に歩くときの演技に悩んでいる。前島密が江戸に行くことを決心して行ったところが素晴らしい。色々な発展や事業を成功させてすごい人だと思った」
10歳の前島密役 春日中1年 籠島碧緒さん
「自分は前島密という気持ちで劇に挑んでいきたい。劇を通して前島密が郵便制度を作っただけでなく、早稲田大学なども作ったということをもっと知ってもらいたい」
全体練習はあと2回行われ、9月25日(木)に雄志中学校でお披露目されたあと、同月27日(土)リージョンプラザ上越で上演されます。実行委員会では劇の上演に向け、クラウドファンディングで大道具や衣装などの資金を募っています。詳しくは、キャンプファイヤーをご確認下さい。
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