2025年8月27日
2025年8月27日 18:22更新
任期満了に伴い今年10月に行われる上越市長選挙に、上越市議会議員の石田裕一さんが27日(水)立候補を表明しました。
石田裕一さん
「(中川市長)不適切発言などもあり本来の議会運営(できず)、市政の混乱も間近で見てきた。一市民として『これではいけない』」
石田裕一さんは、上越市浦川原区出身の62歳です。関東学園大学を卒業後、浦川原区の建設会社などの勤務を経て2012年に上越市議会議員に初当選し、現在4期目です。石田さんは27日(水)市内で会見を開き立候補を表明しました。
石田裕一さん
「人口減少・少子高齢化が進むなかで財政も厳しい自治体を持続するために、上越市の安定した自治体運営を基本に市政に取り組みたい」
石田さんは「市民が主人公 地域と人をつなぐチカラに!」をキャッチフレーズに「暮らしの安心」、「地域の活力」、「未来への備え」を政策の3本柱とし、17の公約を掲げています。「暮らしの安心」では、高齢者や障がい者にやさしい社会を実現し、市民の健康寿命を延ばす取り組みなどを進めます。
「地域の活力」では、北信越大会が開催できるスポーツ拠点の整備などスポーツ文化の振興、また現市長が進めている通年観光計画は見直し、予算をかけずに成果を出すために修正を図るなどとしています。このほか、ふるさと納税の返礼品の拡充なども進めます。
「未来への備え」では、健全な財政運営を目指し、新しい施設はつくらず、いまある施設や廃校した校舎を有効活用するとしています。
石田裕一さん
「スポーツ文化の振興は、未来の子どもたちに勇気を与える。健康な子どもたちや大人もそう。高齢者になると足腰が弱ってくる。健康に過ごしてもらえる施策は、しっかり やっていきたい」
上越市長選をめぐっては元市長で市議会議員の宮越馨さん、現職の中川市長、元外交官の小菅淳一さん、市議会議員の丸山章さんが立候補を表明しています。上越市長選挙は10月19日(日)に告示、26日(日)に投開票が行われます。
© Copyright (C) 2025 上越妙高タウン情報 All rights reserved.