2025年9月4日
2025年9月4日 13:03更新
中学生の男子バレーボールのクラブチーム「上越クラブ」が、今月に和歌山県などで開かれる全国大会に新潟県代表として出場します。6年連続の全国大会出場で、優勝を目指して練習する様子を取材しました。
全国大会に出場するのは、上越市と妙高市の中学生41人が所属する「上越クラブ」です。チームは今年6月の県大会で優勝し、6年連続で全国大会の切符を手にしました。
今年のチームの特徴は、高さのある攻撃力です。要となるのは中学生離れしたダブルエースの存在です。
サウスポーの藤川桂壽選手は身長182センチ、最高到達点は320センチです。
藤川選手
「だいぶ高いところから打てるのでブロックの上から打って得点できる。できるだけ高いところで打つよう意識している」
もう一人のエースはキャプテンの小林耕太朗選手。身長185センチで、最高到達点は藤川選手を上回る322センチです。
小林選手
「相手ブロックの上から打ち込むのが武器。自分と藤川のエース2枚がしっかり攻撃すれば全国でも上位の攻撃力。それを生かして頑張りたい」
ふたりともほかの選手よりも最高到達点が30センチ以上高く、高さとパワーを兼ね備えた多彩なスパイクで相手を圧倒してきました。
チームは週3回の練習でクラブのOBと対戦して技術を高めています。
今年からチームを率いる太田汰一監督もOBのひとりで、全国大会の出場経験があります。バレーボールの技術とともに、試合中のムードも大切にしています。
練習中も「得点した時は盛り上がらないといけない。ボールを拾う時の声掛けも足りない。声を出して」と指示を出していました。
去年の全国大会は、予選は通過したものの決勝トーナメントでは初戦で敗退。今年は去年の大会経験者が藤川選手と小林選手を含めて3人残っていて、太田監督も「2人のエースが調子よく決めてくれれば化けると思う」と期待しています。
キャプテンの小林耕選手は「目標は全国優勝。そのために足りないところ、伸ばしていけるところを大会までの数日で伸ばしていく」と決意を表していました。
「全国ヤングクラブバレーボール大会」は、9月20日(土)と21日(日)に和歌山県と大阪府で開かれます。
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