2025年9月24日
2025年9月24日 17:25更新
上越妙高タウン情報の読者から、上越市上真砂の道沿いでソフトボールより大きい白いキノコをみつけたと連絡がありました。一体、どんなキノコなのでしょうか?
画像提供:渡邉覚さん
キノコを見つけたのは上越市大町の鮮魚店「渡邉鮮魚店」の渡邉覚さん。今月15日の午前6時30分頃、仕事の配達途中に上越市上真砂地区を通りかかった際、道端にソフトボールの1.5倍ほどある白い物体を見つけたということです。はじめは球体の発砲スチロールかと思ったそうですが、近づいてよく見てみると大きな白いキノコだったということです。
撮影した写真を柏崎市でキノコの研究をしている丸山隆史さんに見てもらいました。
丸山さんによりますと、このキノコは「オニフスベ」というキノコです。フスベとは、コブという意味です。丸いボール状の形状で、その中に胞子を作ります。大きさは直径50センチを超えることもあり、日本で見られるキノコの中では最大級です。柏崎市内では十数年前に発生した報告がありましたが、上越市での報告に関しては不明だということです。オニフスベは全国的に分布しているもので、巨大な球体が突然現れることで、驚く人も多いそうです。
図鑑によりますと、中身が白い未熟な状態のものは食べることができるとありますが、キノコによる食中毒はたびたび発生しているため、食用と確実に判断できないキノコは絶対に採らない、食べない、売らない、人にあげないよう注意してください。
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