2025年10月15日
2025年10月15日 16:24更新
10月11日から始まった「全国地域安全運動」にあわせて、14日(火)に防犯パトロールの出発式が上越市立中郷小学校で行われました。
出発式には、中郷小学校の4年生から6年生までの児童51人と関係者が出席しました。はじめに妙高警察署の丸山博署長が児童に対し「子どもに声をかけて連れ去る事件が全国で発生している。変な人についていかないで」と注意を呼びかけました。
このあと児童の代表に「知らない人についていかない」などの防犯標語が書かれた全校児童分の文房具が手渡されました。
また、中郷区で地域活性化の活動に取り組む市民団体「さとまる学校」には、特殊詐欺被害を防ぐ電話録音機5台が贈られました。録音機は、区内の高齢者が利用することになっています。
今後、中郷区では青色回転灯がついた通称「青パト」による通学路のパトロールや、詐欺に使われやすい国際電話を着信しないようにする手続きのサポートを強化します。
妙高警察署によりますと、管内では今年8月末の時点で子どもが巻き込まれる事件や特殊詐欺の被害は確認されていませんが、児童が不審者に追いかけられたり特殊詐欺と疑われる不審な電話がかかってきたりしています。
妙高警察署 丸山博署長
「子どもが犯罪に巻き込まれないためには大人の見守り活動が一番。特殊詐欺にあうと一生懸命働いて貯めた財産が一瞬で失ってしまう。おかしいと思ったらすぐに警察に相談を」
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