2025年10月18日
2025年10月17日 15:59更新
クマによる人身被害が全国で相次ぐなか、妙高市は登下校中の安全を確保するため17日(金)児童と生徒にクマよけの鈴を配りました。
妙高市では、9月からクマによる人身被害が2件発生しています。県によりますと、今年はクマのエサとなるブナの実が凶作のため、人里に降りてきて人身被害が増えるおそれがあります。県は現在「クマ出没特別警報」を発表し、最大限の注意を呼びかけています。
こうしたなか、子どもたちの登下校中の安全を確保するため、妙高市は17日(金)、市内の小中学校と特別支援学校あわせて11校の児童と生徒にクマよけの鈴を配りました。
市の職員
「学校に来るとき、帰るときは必ずクマ鈴をランドセルにつけてください。クマが皆さんのいることがわかれば近づかない」
児童
「いい音がする」
児童
「クマ鈴はクマが逃げる」
妙高市立妙高高原小学校では、全校児童86人がランドセルに鈴をつけて下校しました。
妙高高原小学校 小林保浩 教頭
「今年の6月、学校の近くでクマが出た。子どもたちが持っていたものは鳴らないものがあった。学校の在庫も古いものばかりだったのでクマ鈴を買ってもらえてうれしい。子どもたちには常にランドセルにつけて命を守る行動をとってもらいたい」
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