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上越市長選挙告示 過去最多の6人が立候補

上越市長選挙告示 過去最多の6人が立候補

任期満了に伴い、10月26日(日)に行なわれる上越市長選挙が19日(日)告示され、現職や元職、新人のあわせて6人が立候補を届け出し選挙戦がスタートしました。上越市長選で6人の立候補はこれまでで最も多くなりました。

上越市長選挙に立候補したのは届出順に、いずれも無所属で新人の小菅淳一さん(73)、新人の石田裕一さん(62)、元市長の宮越馨さん(84)、現職の中川幹太さん(50)、新人の風間直樹さん(59)新人の丸山章さん(71)の6人です。それぞれが出陣式に臨み、第一声をあげました。

 

小菅淳一さん(73)

小菅さんは上越市出身で東京大学法学部を卒業し、外務省でアフガニスタン大使、ヨルダン大使、上越市のシンクタンクの所長を2018年から約5年間、務めました。元市長の村山秀幸さんや衆議院議員の梅谷守さん、前の衆議院議員の髙鳥修一さん、市議会議員17人などから支援を受けていて、上越文化会館前で行った出陣式には200人ほどが参加しました。

小菅さんは上越ゆかりの戦国武将、上杉謙信の第一義に合わせ、輝かしい上越を取り戻すと訴えました。

「『第一義』それは一人一人の幸福と安寧。笑顔あふれる上越、産業いきいき、子ども・家庭を中心に据えた上越。多様な学びができる上越を追求していく」

 

石田裕一さん(62)

石田さんは上越市出身で、関東学園大学経済学部を卒業し、民間企業の勤務を経て、上越市議会議員を4期務めました。2023年と2024年は議長も務めました。出陣式は地元、浦川原区のJAえちご上越浦川原支店前で行われ、市議会議員の桜庭節子さんや前の市議会議員、永島義雄さんなど約120人が集まりました。

石田さんは、市長と議会の議論がかみ合わなかった経験から立候補したと述べ、次の政策を進めたいと訴えました。

「我々を包む中山間地域は大きな課題を抱えている。中心市街地でも人口が減り、空き家が増えている。その人口減少対策、財政問題にもしっかり着実に向き合っていきたい」

 

宮越馨さん(84)

宮越さんは上越市出身で中央大学商学部を卒業し、旧大蔵省を経て上越市長を1993年から2期8年、上越市議会議員を2020年から務めました。出陣式は木田の事務所で行われ、日本行政書士政治連盟新潟県支部の高野雅史支部長など250人が集まりました。

宮越さんはいまの市政は混乱しているとして、立て直すには人口減少対策や、財政の健全化など300項目の取り組みを進めたいと訴えました。

「絶対に約束したことはやる。300項目やれないことは1つもない。市政の立て直しをするために市長の座に押し上げてほしい」

 

中川幹太さん(50)

中川さんは兵庫県出身で、広島大学工学部を卒業し、NPO法人かみえちご山里ファン倶楽部などを経て、2008年から上越市議会議員を務めました。2021年から現職です。出陣式は直江津の居多神社で行ない、支援者など70人ほどが集まりました。

中川さんは、1期目で取り組んだ通年観光や地域が独自予算を活用してまちづくりをする取り組みなどを、2期目はさらに進めたいと訴えました。

「この4年間、政策実現のため沢山の種をまいてきた。2期目で花を咲かせなければいけない。どうか皆さん私に力を貸してほしい」

 

風間直樹さん(59)

風間さんは妙高市出身で慶応義塾大学法学部を卒業し、民間企業や県議会議員を経て、参議院議員を2007年から2期12年務めました。出陣式は西本町3丁目の事務所で行い、妙高市議会議員の宮澤一照さんや風間さんが住む国府2丁目の町内会長など、70人ほどが集まりました。

風間さんは、子育て対策や医療の整備などを行政経験と若さを生かして進めたいと訴えました。

「今回の選挙の最大の目的は、上越市制のトップを変えること。ことばが通じないトップでは市制をつかさどることはできない。皆さんの暮らしを楽にする、そのための財源づくりは私に任せて」

 

丸山章さん(71)

丸山さんは上越市出身で県立有恒高校を卒業し、1973年から清里村役場、2005年から上越市役所に勤務しました。上越市議会議員は3期務めました。出陣式は地元の清里活性化交流施設で行い、地元の人など120人ほどが集まりました。

丸山さんは今年、市町村合併から20年経ったことにふれ、少子高齢化で人口減少が進んだことは、市長が効果的な政策を実施しなかったためだと批判しました。

「(若者に)残り、戻って、帰ってきてもらう。この環境をつくらないと立派なこと言っても上越の発展はない。10の政策を同時にスタートさせる」


 

この日は上越市議会議員の3人の辞職に伴う補欠選挙も告示され、欠員3人に対し、元職と新人あわせて5人が立候補しました。届け出順に立候補したのは無所属で新人、会社役員の今井孝さん(56)、参政党公認の新人で元中学校講師の渡邉希さん(53)、日本共産党公認の新人で団体職員の山本信子さん(60)、無所属で元上越市議会議員、健康運動指導員の中土井薫さん(61)、無所属で元上越市議会議員の宮川大樹さん(49)の5人です。

上越市の選挙人名簿登録者数は10月18日現在、15万2727人です。上越市長選挙、市議会議員補欠選挙ともに投票は10月26日(日)で即日開票されます。期日前投票は20日(月)から25日(土)までです。

JCVでは投開票日の26日(日)午後9時から開票速報をお届けします。上越妙高タウン情報で同時配信するほか、FMじょうえつ、FMみょうこうでは開票結果が発表されしだい割り込み放送します。

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