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三和区の弥五郎遺跡 古墳時代の「ガラス玉」一般公開

三和区の弥五郎遺跡 古墳時代の「ガラス玉」一般公開

上越市三和区岡木の弥五郎遺跡で、古墳時代前期の1700年ほど前の装飾品とみられるガラス玉が発掘され、18日(土)一般公開されました。

 上越市三和区岡木の弥五郎)遺跡です。

上越市と南魚沼市を結ぶ上越魚沼地域振興快速道路、通称「上沼道」の建設に伴い、この周辺では新潟県埋蔵文化財調査事業団が2019年から発掘調査を進めています。

周辺では多くの遺跡が見つかっていて、この日は弥五郎遺跡の現地説明会が行われ、参加者は発掘現場を見学しました。

これは1700年ほど前の古墳時代前期の装飾品とみられるガラス玉です。

青緑色で長さおよそ6ミリ、直径はおよそ5ミリです。

ガラス玉を発掘した岡田明博さん
「最初はおもちゃのプラスチックかと思った。調査員に聞いてみたらガラス玉だということでこのような形になった。ガラス玉1つから当時の人たちの暮らしの営みを想像するのは楽しい」

参加者
「実家が三和区。ここ一帯は小学校のときは藪だった。普通の藪でしかなかったところからガラス玉が出てくるとは、ビックリした」

「古墳時代から装飾品文化があったというのは、今の時代に繋がっているのかと思う。どういう経路でここにあるのか知りたい」

「ここに住んでいた人がいることが証明できるので良いと思う」

弥五郎遺跡では古墳時代に築いたとされる溝や平安時代の井戸の痕跡、土器なども発掘されています。

新潟県埋蔵文化財 調査事業団 春日真実 専門調査員
「通常2~3ミリが多い。出土したガラス玉は大きいのが特徴。同じガラス玉でも鎌倉時代のガラス玉は丸い。弥五郎遺跡のものは両端が面をもっている具体的にどう違うかはいろいろ調べて明らかにしたい」

鎌倉時代と弥生時代のガラス玉 (直径2ミリ~3ミリ)

 

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