2025年10月27日
2025年10月27日 10:43更新
「繊維産業」の復興をテーマにしたドキュメンタリー映画
日本に初めて綿花がもたらされた愛知県三河地方、蒲郡市の繊維産業に光を当てたドキュメンタリー映画「わたのまち、応答セヨ」が11月1日(土)から7日(金)まで、上越市本町6の高田世界館で上映されます。11月2日(日)は監督を務めた岩間玄さんが舞台あいさつします。
ドキュメンタリー映画の舞台は1200年前に日本に綿花がもたらされた街です。戦後の好景気で潤った繊維産業の活気が失われていくなか“繊維の街”の復興を目指して、若者たちが東京ガールズコレクションに挑戦する姿を記録してほしいと地元のケーブルテレビ局「三河湾ネットワーク(株)」に依頼が来たところから映画のプロジェクトがスタートします。
ドキュメンタリーの制作には、元日本テレビプロデューサーで「進め!電波少年」などを手掛けた土屋敏男さんと映画監督の岩間玄さんがタッグを組みますが、記録して行くだけでは全く面白いものにならないと、監督自身“本気の本物”を探すと、80歳の三河木綿の職人に出会います。木綿職人の本気は街をゆさぶり、やがて海外への道を拓き、繊維の街に奇跡をもたらすストーリーがまわりはじめます。
わたのまち、応答セヨ 予告編
11月2日(日)には、高田世界館に岩間監督が登壇し、作品への想いや撮影秘話などが語られます。
1966年、北海道生まれ。名古屋育ち。早稲田大学第一文学部・美術史学専修卒業。1991年に日本テレビ放送網入社。以降30年以上に渡り、多くの番組の企画、演出、プロデュースを担当。「はじめてのおつかい」、「高校生クイズ」、「24時間テレビ」、「記憶のチカラ」、「ヒットメーカー阿久悠物語」、「スタジオジブリ物語」、「時空警察」などを制作。2020年に劇場用映画「過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道」で映画監督デビュー。ストリートスナップの世界的名手の制作工程を映画化した。2023年に独立し株式会社ON THE SCENEを設立。映画・ジャンルの垣根を超えて活動している。
「わたのまち、応答セヨ」舞台挨拶
■日時:11月2日(日)14:15~の回上映後
■登壇者:岩間玄 監督
■料金:映画鑑賞料に含まれます
※映画ご鑑賞の方が参加対象
■問い合わせ:TEL025-520-7626(高田世界館)
■映画公式ホームページ:https://watanomachi.com/
© Copyright (C) 2025 上越妙高タウン情報 All rights reserved.