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まめでやったけぇ!上越市中ノ俣「まめ新聞有志会」が全国表彰

まめでやったけぇ!上越市中ノ俣「まめ新聞有志会」が全国表彰

新聞で集落をつなぐ!

上越市中ノ俣地域で制作しているミニ新聞「まめでやったけぇ」が、今年度 国土交通省が主催する地域づくり表彰で、地域のにぎわいづくりに貢献したとして、今年度初めて最高賞に次ぐ会長賞を受賞しました。全国でも10例しかなく、県内では唯一の受賞です。メンバーの皆さんにお話を伺いました。

ミニ新聞を制作しているのは、「まめ」新聞有志会です。中ノ俣の地域住民20人ほどのうち、7、8人が中心となり執筆しています。テーマは自由で、集落の出来事や日々の関心ごとなどを綴り、住民などに配布しています。

きっかけは、2011年の東日本大震災で気持ちが滅入るなか、一人暮らしの女性を元気づけようと始め、来年の春で15年目になります。国土交通省が主催する地域づくり表彰で、地域のにぎわいづくりに貢献したとして、最高賞に次ぐ会長賞を受賞しました。

石川恵美子 代表
「とてもうれしい。ありがたい」

新聞のタイトルは「まめでやったけぇ」です。これは、「元気でいますか?」という村のあいさつです。内容は本の感想文や川柳、4コマ漫画などです。日常会話で印象に残ったシーンを切り取ったり、中ノ俣の地元の花などの自然に関するものなど様々です。

メンバー
「『おばあのボヤキ』をテーマに、今年の夏の水不足や猛暑について書いた。みんなの記事を見るのが楽しみ」

「いつもは8月に戦争に関する記事を書くが、たまたま家から息子が書いた戦争に関する卒業文集を見つけたので、それを載せた」

原稿は、メンバーが手書きやパソコンで制作したものを集約するのが、編集長の石川さんです。手慣れた手つきで、文章を打ち込み、執筆者と相談しながら表現を書き換えたり、文字数を調整しています。そのほか、1つ1つ原稿を読みコメントを記載しています。

記事を書いてもらいに一人暮らしの住民の元へ声をかけにいったり、人とのつながりを感じられると話します。新聞は年に5回、各100部ほど発行しています。10年分をまとめた冊子は250部ほど発行し、地元をはじめ地域外の人にも広く読まれています。

メンバー
「移住して仲間に声をかけていただいて10年ほどやっている」

「先輩方のように、この新聞を私も守っていきたい」

なお、記事は誰でも書くことができます。記事を書きたい場合や、新聞をご覧になりたい場合は、石川さんまでどうぞ。

「まめ」新聞有志会
 ■問い合わせ:TEL.080-8123-4559(石川恵美子さん)

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