2025年12月18日 8:17更新
閉校した学校の歴史を伝えようと、上越市立浦川原小学校の4年生がオリジナルの劇をつくり、17日(水)地域の人に披露しました。

浦川原小学校の4年生23人は、今年度、中保倉地区の歴史を学んでいます。その中で、8年前に閉校した旧中保倉小学校の校舎が使われていないことを知り、地域の人に楽しんでもらえる場所にしようと、5月から校舎に通って段ボール迷路や黒板アートを作りました。
17日(水)は、地域住民や保護者を招き「中保倉小学校の歴史」を題材にした演劇を披露しました。児童は校舎に残っていた資料を見たり地域の人から話を聞いて、小学校の開校から戦時中の授業、閉校記念行事の様子などを知りました。

劇のなかでは、旧中保倉小学校の校歌も歌われました。
児童
「とても楽しかった。中保倉小学校のことを知ってもらえてよかった」
「失敗したところもあったけどできた」
「使わない校舎になったけど、また学校が復活すればいいと思う」
地域住民
「歴史を振り返っていた、楽しめた。子どもたちもかわいかった。元気をもらった」

また、校内には小学校の歴史をまとめた年表などが展示されたほか、2つの小学校を比べるクイズが出題されました。
地域住民
「閉校する1年前の卒業生。久しぶりに校内に入った。使われていない校舎を使ってくれてうれしい」

児童は今後も、学校を活用したイベントを考えていきたいということです。この模様は、来年2月8日からJCVの番組「こどもコウキシン」でもお伝えします。
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