2025年12月18日 15:39更新
警報
■インフルエンザ(注意報基準10、警報基準30、警報終息基準10)
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり34.75人(前の週47.50人)、実数は139人(前の週190人)でした。管内の6の児童福祉施設と1つの老人福祉施設で集団感染が発生しています。県全体の平均は定点医療機関あたり40.20人(前の週47.09人)、実数は2211人(前の週2590人)でした。定点あたりの報告数が国が示す警報基準30を超え、全県に警報が出されています。県によりますと、依然として高い水準にあり、患者は幼児から中学生までを中心に多い状況だということです。
<予防方法など>
・外出の際はマスクを着用、人混みを避ける
・具合が悪いときは外出を控え、イベントなどには参加しない
・発熱や咳などの症状があるときは、登校・出勤しない
・帰宅後は手洗いを徹底
・バランスのとれた食事と十分な睡眠で基礎体力をつける
・室内では湿度50~60%を保つ ほか
■新型コロナウイルス感染症
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり2.00人(前の週 2.50人)、実数は8人(前の週 10人)でした。県全体の平均は定点医療機関あたり3.05人(前の週 3.38人)、実数は168人(前の週186人)でした。
■百日咳
今回県内で報告されたのは16件(前の週13件)でした。百日咳は百日咳菌という病原菌によって起こされる感染症です。患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれる病原菌によって感染します。7日から10日程度の潜伏期間を経て風邪の症状がみられ、徐々に咳が強くなっていきます。その後、短い咳が連続的に起こり、咳の最後に大きく息を吸い込み、痰を出しておさまるという症状を繰り返します。激しい咳は徐々におさまりますが、時折、発作性の咳がみられるということです。感染予防のため、手洗い、うがい、咳エチケットを心がけましょう。
■RSウイルス感染症
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり0.50人(前の週 0.50人)、実数は1人(前の週1人)でした。県全体の平均は定点医療機関あたり0.13人(前の週0.43)、実数は4人(前の週13人)でした。
■咽頭結膜熱
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり0.50人(前の週0人)、実数は1人(前の週1人)でした。県全体の平均は定点医療機関あたり0.10人、実数は3人でした。
■A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり1.00人(前の週1.00人)、実数は2人(前の週2人)でした。県全体の平均は定点医療機関あたり3.73人(前の週3.13人)、実数は112人(前の週94人)でした。
■感染性胃腸炎(警報基準20)
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり2.50人(前の週8.50人)、実数は5人(前の週17人)でした。県全体の平均は定点医療機関あたり2.07人(前の週2.70人)、実数は62人(前の週81人)でした。
■伝染性紅斑(警報基準2)
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり1.00人(前の週2.50人)、実数は2人(前の週5人)でした。県全体の平均は定点医療機関あたり1.47人(前の週1.27人)、実数は44人(前の週38人)でした。
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