2026年1月10日
2026年1月10日 4:00更新
札幌ドームや京都駅ビルなどを手掛けたことで知られる、建築家の原広司さんが設計した建物で、現在、民泊施設として活用されている上越市大手町にある「浮遊のいえ」。建築から40年が経ち、屋根や内装に修繕が必要な状態で、クラウドファンディングで支援が呼びかけられています。

「浮遊のいえ」は去年1月に亡くなった原広司さんが、40年前の1986年、義理の両親のために設計した家です。雲をイメージした壁紙や鳥の飾りで、建物自体がアート作品のようになっているのが特徴です。

およそ10年、空き家となっていましたが、東京大学などで建築を学んだ久野遼さんが一部を修繕し、去年2月から民泊施設として運営しています。久野さんによりますと、雨漏りしている箇所があるほか、内装のクロスが経年劣化で傷み、剥がれたり、よれたりしています。

浮遊のいえ代表 久野遼さん
「(クロス)湿気で少しずつ浮いてしまった。銀色のフィルム状のクロスが剥がれている」

久野さんは、この建物を国の登録有形文化財に申請し、国からの支援を活用しようと考えています。しかし申請が認められたとしても、支援を受けられるのは築50年からで、今後10年間は、公的支援を受けるのが難しいのが現状です。

浮遊のいえ代表 久野遼さん
「特に屋根が寿命を迎えていて、早急に直さないといけない。建築当時の美しさを取り戻す意味でも修繕を行いたい」

クラウドファンディングは8日から始まっていて、目標金額は800万円です。締め切りは来月28日です。久野さんは、地域の人からも理解を得ようと、「浮遊のいえ」を一般公開します。開催日は、今月17日と来月7日です。予約は必要ありません。施設に駐車場はありません。
詳しくは「浮遊のいえ」の公式インスタグラムをご覧ください。
浮遊のいえ代表 久野遼さん
「価値のある建物。今後10年50年と遺していくために、皆さんの支援、協力、応援をしてほしい」
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