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「平八」上越妙高うんまいもんリレー Vol.11

「平八」上越妙高うんまいもんリレー Vol.11

地元に愛されるグルメの数々を、店主、生産者、料理人などの“食の担い手”たちがリレー形式で紹介する「上越妙高うんまいもんリレー」。ひとつの料理、食材をきっかけに、次の人へバトンが渡され、地域の食文化を深掘りしていきます。見るだけでお腹が鳴る、思わず足を運びたくなる、知られざる「地元のうんまいもん」が続々登場します。

平八(上越市仲町3-2-20)

「上越に、こんなかまぼこあり」をキーワードに、あおき味噌から紹介してもらったのは上越市仲町3丁目にある「平八」です。

大正2年創業。今年で113年目を迎える平八は、伝統の製法をずっと変わらず守り続けています。

それを知るために、今回は木田にある工場へお邪魔しました。

代表取締役  横川亘さん
「平八のかまぼこは柔らかな歯触り、滑らかさ、あふれる魚肉のうま味がこだわり。ジューシーという感じ。すりあがった身を冷蔵庫などでいったん寝かせる『坐り』という工程を普通のかまぼこ屋さんは行うが、うちは一切やっていない。そうすることによって、弾力、歯ごたえ、滑らかさが出て柔らかくなる。それがうちのかまぼこの特徴です」

かまぼこは温度変化にシビアなので、こちらでは混ぜる作業を石臼で行っています。石臼を使うことで、すり身の温度上昇を抑えています。

「(混ぜる作業を)自分の手で慣らしながらやると、自分の手に感触が残る。それはかまぼこ職人にしかわからないので、そういった部分も大事にしながら、手作業も残している」

きくらげ板 850円(税込)

一番人気はキクラゲ入りのかまぼこ。50年以上前から提供しているロングセラーです。

「うちの父親がとあるスーパーの社長さんと『変わったかまぼこを作ろう』という話になって、かまぼこの滑らかで柔らかな食感の中に、コリコリしたものが1番合った」

一口蒲鉾 500円(税込)

さらに手を汚さず、包丁を使わずにお皿にさっと出して一度で食べきれる「一口蒲鉾」も大人気の商品。

海の幸や山の幸などが練り込まれたさまざまな種類を販売しています。

かまぼこのおすすめの食べ方を教えてもらいました。

「わさび醤油はオーソドックス。私たちは味変してしょうが醤油や、さっぱりしたおろし醤油。わさびとは違ったすっきりとした辛みがある。かまぼこの原材料は魚の身なので、私は焼いて食べる。しっかりときつね色になるくらい焼く。食感がフワフワする」

はんぺん 150円(税込)
※期間限定

また、平八では3月下旬まで期間限定ではんぺんも販売しています。

こちらも焼いて食べるのがおすすめだということです。

代表取締役の横山さんは平成12年に家業を継いだ4代目。かまぼこに対しては人一倍強い思いがあります。

「かまぼこ屋はどんどん日本全国から少なくなっている。かまぼこは日本食の中でも伝統食品のほうに入り、かまぼこならではの高タンパク、低脂質、低カロリーという機能性のある食品を残していきたい。繋げていきたいというのが私の強い思い。『食べておいしかった』や『こんなかまぼこ食べたことがない』というお便りや電話をいただくと、かまぼこの製造に携わっていて良かったと思う。かまぼこでも人を感動させられるというのが私の中で一番の喜びです 」

そんな横山さんは、900年以上続いてきたかまぼこという食文化を、どうしても未来につなげていきたいと話します。

「シニア層よりも若い層にかまぼこに出会ってほしいので、積極的にこの地域の小学校の工場見学を受け入れている。なぜここにかまぼこ屋があるのか、かまぼこはどうやって作られるのか、かまぼこを作るとどんないいことがあるのかを伝える場が大事だと思っている。うちのお客さんはシニア層なので、歯が不自由な人がいるので、昔から比べると柔らかくしたりなど変えているところもある」

長年地元で愛され、お土産としても人気の「平八のかまぼこ」。上越の特産品には、伝統を守りつつも時代に合わせる、かまぼこのような柔軟性がありました。

平八が紹介する次のうんまいもんのキーワードは「直江津の老舗料亭」です。次はどんなうんまいもんが登場するのでしょうか?

※ご覧の記事は、JCVの地域情報番組「Jump」のコーナーで2026年2月25日に放送した内容です。

 

店舗情報

平八
■住所:上越市仲町3-2-20
■電話:TEL025-524-3330
■営業時間:9:00~18:00
■定休日:1/1~3以外 年中無休

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