2025年05月16日
2019年11月28日 18:36更新
吉本興業所属のお笑い芸人、なだぎ武さんが28 日に上越市立直江津東中学校で講演し、自身のいじめ体験から学んだ人としての生き方を話した。
なだぎ武さんは吉本興業所属のお笑い芸人。現在は芝居やミュージカルなど舞台俳優として活躍している。講演会では、はじめに、なだぎさんが小・中学校時代にいじめを経験したことや、高校の3年間、自宅にひきこもった時のことを笑いを交えながら語った。
その後、なだぎさんは18歳でひきこもり生活をやめ、一人旅することを決意。その時人に助けてもらったエピソードを話し、「一人旅をして初めて人と楽しくしゃべりながらご飯を食べた。気づいたら涙が出ていた。人として生きてる瞬間てこうゆうことなんだと初めて感じた」と当時のことを語った。また、なだぎさんは、人として生きるために大切なことは意志をもつことと話し、「何かひとつでも自分が自信もって喋れることを見つけてほしい。それが自分の背中を押してくれる。是非自信をもってほしい」と生徒たちに伝えた。
なだぎさんの話を聞いた生徒からは「小中学校でのいじめは昔と同じようなものなんだと感じた。話を聞いていて親近感がわいた」「自分のクラスでもイジリがある。いじめとイジリの境目意識して生活していきたい」といった感想があった。
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