2025年04月19日
2024年03月27日 17:56更新
築120年の古民家をリノベーションした宿泊施設が妙高市西野谷に4月6日(土)にオープンします。宿泊者は地域住民と触れ合いながら里山の暮らしや自然体験ができます。
妙高市西野谷の築120年の古民家をリノベーションした体験型宿泊施設「MAHORA西野谷」です。
写真提供:蔡 紋如さん
都会暮らしをする人や、海外の人たちがターゲットで、地元の住民と一緒に妙高の自然にふれたり里山の暮らしを体験できるのが特徴です。
写真提供:蔡 紋如さん
運営しているのは、妙高ツーリズムマネジメントの職員でインバウンドを担当している台湾出身の蔡 紋如さんと、愛知県出身で妙高市に移住した服部純さん夫妻が立ち上げた合同会社穀宇です。
穀宇 代表 蔡紋如さん
「古民家に日本の歴史・文化が表れている。日本文化のよさを体験してもらえたら」
古民家は一棟貸しで、囲炉裏のある広間に加え個室が3部屋あり、最大8人まで泊まることができます。
写真提供:蔡 紋如さん
オプションで季節ごとに体験プランが用意されており、田植えやスイカ割り、スノーシューなどが楽しめます。食事は地産地消にこだわり、服部さんが自家栽培しているコシヒカリや地元の農家が作る新鮮な野菜などを使った、矢代地区の住民による手づくり料理が味わえます。
また施設内には、牛小屋をリノベーションしたコミュニティスペースやシェアキッチンが完備されています。
写真提供:蔡 紋如さん
ここは、宿泊者だけでなく誰でも自由に使える交流スペースで、郷土料理の笹寿司づくりやタケノコ汁づくり、伝統工芸の組子体験などイベントの会場にもなります。
蔡さんは宿泊施設の開業にあたり全国の古民家宿を周り理想の古民家再生について考えてきました。
穀宇 代表 蔡 紋如さん
「別の成功事例を見に行ったが宿泊者1棟貸し。自分らの空間で関係性は保っているが、地域の人からすると何も交流ができていない。宿だけ活気づいている。私たちとは無関係。もったいない。理想の古民家再生は、地域の人と来訪者との関わりを持つこと」
秘密基地のような図書空間も
一棟貸しの宿泊施設「MAHORA西野谷」は、一泊朝食付き1人あたり税込み2万5000円から利用できます。現在はプレオープン中で公式サイトから予約ができます。4月6日(土)にはオープニングイベントが行われます。
穀宇 代表 蔡 紋如さん
「古民家MAHORA西野谷を第二のふるさとになってもらえれば。いろいろな人と交流して妙高いい。ほかの人にも紹介したいと思ってもらえたら」
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