2025年8月16日
2025年8月16日 4:00更新
先月27日(日)、カッコいい女性をコンセプトに掲げるコンテスト「Mrs of the Year(ミセスオブザイヤー)」の新潟県大会が新潟市で開かれ、上越市在住の重野美幸さんがグランプリを受賞しました。重野さんは11月に東京で開かれる全国大会に出場します。
「ミセスオブザイヤー」は芸能事務所アイビーエンターテイメントが2020年から開催しているコンテストです。「カッコいい女性になろう」をコンセプトに、今年は全国30か所以上で地方大会が開催されました。新潟県大会では、年齢別に4つの部門に分かれて全国大会を目指しグランプリを競いました。
重野さんは、50歳以上の女性がエントリーするPrecious部門に出場しました。今年、自身の父親が亡くなった年齢を迎え「人生時間」を意識するようになったという重野さん。ワクワクすること、楽しいと思えることは何事もチャレンジしてみようと思っていたところ、4年前に同じ大会でグランプリを受賞した美容サロンを経営する斎木さんから出場を勧められました。はじめは仕事(訪問介護)や家庭など出来ない理由を並べていましたが、斎木さんの「自分と向き合えるチャンス」というアドバイスに背中を押され参加を決意しました。
大会ではドレスに身を包み、ウォーキングやポージング、スピーチ、ヘアメイクなどが審査されます。重野さんは仕事の合間に可能な限りレッスンを受け、目線や手先の動きといった細かい所作まで指導を受けました。また、見た目だけでなく行動や考え方の「美」も意識するようになったといいます。
緊張さえも楽しもうと迎えた当日。「これまでの頑張りを披露できる」というワクワク感が強かったという重野さんは、スピーチでは人生時間を意識するようになった経緯を振り返り、何歳からでも輝くことができると伝えました。
その結果、見事グランプリに選ばれました。グランプリが発表されたときは「身体の芯が熱くなるのを感じ、嬉しいと同じくらいありがとうの気持ちが溢れた」と振り返り、「全国大会に向けて気持ちが一層引き締まっている。一歩踏み出すことで得られる仲間と景色があり、私の挑戦が誰かの勇気につながれば」と話しています。
全国大会は11月23日(日)、24日(月)、東京新宿で開かれます。
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