2025年8月20日
2025年8月18日 9:45更新
上越市西本町3丁目の有限会社 増井酒店が8月5日に新潟地裁高田支部より破産手続き開始決定を受けたことがわかりました。負債はおよそ5000万円とみられています。
帝国データバンクによりますと増井酒店は1990年平成2年12月に設立された酒類小売業者です。大手雑貨店や地元のスーパーマーケットをキーテナントとする直江津エリア最大級のショッピングセンター1階に店舗を開設。上越地域を中心とした新潟県内の地酒のほか、地ビール、ワインなどを豊富に取りそろえ、年売上高1億円強を計上していました。
しかし近年は新型コロナの影響や、ショッピングセンターのキーテナント入れ替えによる客層の変化などから、年売上高は5000万円程度にまで落ち込んでいました。コロナ融資を受けるなどして急場をしのぐも、売上、収益ともに改善せず、先行きの見通しも立たないことから今回の措置に至ったということです。
負債はおよそ5000万円とみられていますが、調査中のため変動する可能性があるということです。
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