2025年9月19日
2025年9月19日 11:22更新
今年の箱根駅伝で2連覇を果たした青山学院大学 陸上競技部による、中学生を対象にしたランニング教室が14日(日)に新井総合公園陸上競技場で開かれました。
ランニング教室は、青山学院大学陸上競技部が妙高市の杉ノ沢地区で合宿をしているのに合わせて開かれました。
妙高市内の中学生と市内の陸上クラブに所属する中学生およそ30人が参加し、大学生が普段の練習で取り組んでいるトレーニングメゾット「青トレ」を教わりました。
走り込むためには、ウォーミングアップが欠かせません。
教室では筋肉をしっかり温め、体を動かしやすくする準備運動や、大きなフォームで走るために関節の可動域を広げるストレッチ、さらには心臓への急激な負担を軽減するため心拍数を徐々に上げていく練習法などが紹介されました。
このあと参加者は、憧れの選手と一緒にトラックを走り汗を流しました。
青山学院大学陸上部 徳澄遼仁マネージャー
「中学生にこちらが元気をもらった。僕たちが教えることで自分たちが当たり前にやっているものをもう1回見直して再確認できる。大学生にとってもいい機会」
教室では質問タイムが設けられ、生徒は普段の練習方法で気を付けている事や大会で緊張しない方法など質問していました。
参加した中学生
「3000メートルのラストで失速してしまう。切り替えて上げる練習はどうすればよいか」
大学生
「練習でできなかったことは試合でもできない。試合をイメージしてきつい状態でも練習でできるようになれば、試合のときにあのときできたからと自分を信じられる」
参加した中学生
「ウォーミングアップのとき、する前の状態を確かめてからすることで効果がわかった。肩甲骨を動かすものと足の可動域を広げるストレッチがすごいと思った」
参加した中学生
「青山学院の陸上部との練習、本当なのかとドキドキしていた。時間が一瞬のように感じた。自分では自己ベストを出して駅伝をみんなで目標に向かって頑張りたい」
青山学院大学 陸上部 神田大地 副主将
「陸上競技はほかのスポーツと比べると地味な練習が大事。地味な練習の先が華のある競技になると思う。長い期間はかかると思うけど、必死に練習を頑張っていつか花を開いてほしい」
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