2025年9月19日
2025年9月19日 10:34更新
SNSでうその投資話を持ちかけられた妙高市在住の30代女性が、現金およそ260万円をだまし取られたことが18日(木)までにわかりました。警察ではSNS型投資詐欺事件として捜査を進めています。
妙高警察署によりますと、今年8月上旬、この女性が動画投稿・共有型SNSで実在する有名人をかたる投資に関する広告を発見してクリックすると、メッセージアプリのグループに誘導され、投資関係のアプリをインストールしてほしいと指示されました。女性は相手とメッセージアプリでやり取りを重ね、8月下旬に相手から「50万円を貸すので、投資しませんか?」と誘われ、投資関係アプリで投資を始めると、アプリ上で5万円の利益を確認。出金指示をすると、自身の銀行口座に5万円が振り込まれたということです。
女性は投資額を増やすため、9月3日以降3回に分けて合計およそ210万円を指定口座に振り込みました。その後、出金指示をしても出金できず、相手から「投資資金がマネーロンダリングに使われている。出金するためには保証金50万円が必要である」と言われ、さらにおよそ50万円を振り込みましたが出金できませんでした。メッセージアプリのグループ内で、同様に出金できないというメッセージが送信されていることを知り、女性は家族に相談し、家族が詐欺を疑い110番通報しました。
警察ではSNSだけのやり取りで面識のない相手から投資を誘われても、すぐにお金を振り込まず、まずは詐欺を疑い、投資先や相手をよく確かめ、家族や警察に相談するよう注意を呼びかけています。
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