2025年9月27日
2025年9月28日 8:15更新
学校の畑でブドウを育ててきた上越市立高士小学校の3・4年生が地域の人たちを招いて、収穫したブドウを販売しました。
高士小学校の3・4年生9人は、校区にある岩の原葡萄園の創業者で日本のワインぶどうの父、川上善兵衛について学ぶため、およそ30年前から学校の敷地内にある畑でブドウを育てています。
品種は善兵衛が生み出した「マスカット・ベーリーA」です。
今年も児童は4月から栽培をはじめ、不要な芽を取り除く「芽かき」や、病害虫から守るための「袋がけ」などをしてきました。6月から7月にかけては雨の降らない日が続いた影響で、ブドウの木や実が病気になり、実の付きが悪かったものの、例年よりも甘く育ちました。
この日は地域の人に食べてもらおうと、ブドウ畑で販売会を開き、保護者や地域の人が児童おすすめのブドウを収穫して重さを計り、1グラム1円で販売しました。
地域の人
「味が良さそう」
「(児童が)大きいのを選んでくれた。とても接客はいい」
およそ20分で2キロが売れました。
児童
「楽しかったし、皆さんの喜ぶ笑顔が見られて光栄でした」
「お客さんが大勢来ていっぱい買ってもらえてうれしかった。すごくおいしいと思ってほしい」
坪野麻由子 教諭
「偉人がいた特別な場所に生まれてきた良かったと感じてほしい」
残ったブドウは今回の売り上げ金を使って、飴に加工をして全校生徒に配ります。
この様子は10月5日からJCVの番組「こどもコウキシン!」で詳しくお伝えします。
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