2025年10月15日
2025年10月15日 14:37更新
ブロックでできた世界で建物を建てたり、冒険を楽しむ世界中で大人気のゲーム「マインクラフト」を使って、20年後の上越市のまちをつくる小中高生を対象にしたコンテストが来月からはじまります。開催を前に、参加者を対象にしたワークショップが、13日(月)に開かれました。
コンテストは、発想や想像力豊かなこどもたちが、大人になった20年後の上越市を自由に創作してもらい、まちの未来の可能性を考えてもらうきっかけにしてもらおうと、上越商工会議所が市内の小中高生を対象にはじめて開きます。
テーマは、ことし開業10周年を迎えた上越妙高駅周辺の未来の想像で、参加者はブロックでできた世界で建物を建てたり、冒険を楽しむ世界中で大人気のゲーム「マインクラフト」を使って未来のまちをつくります。
上越商工会議所青年部 和栗聖さん
「高校を卒業すると都会へ行ってしまう。都会に出てもまた戻って来てもらえるように、上越の子どもたちに あらためて、上越のよさを知ってもらいたくて企画」
ワークショップは、来月からのコンテストを前に開かれ、小学1年生から高校1年生までの41人と、その保護者が参加しました。
はじめに、作品づくりのポイントや上越市の人口減少について25年後の2050年には現在のおよそ18万人が13万人まで減る見通しであることや、店や病院も廃業する恐れがあるなどまちの未来について話を聞きました。
このあと、北陸新幹線やえちごトキめき鉄道のホームを見学したあと駅のすぐ近くにある商業施設フルサットを見学し、代表の平原匡さんから、駅周辺のまちの活性化について話を聞きました。
フルサット 平原匡 代表
「木が植わっている部分は上越市の公園。公園を生かしたまちづくりをしてもいいのでは。新幹線を見下ろせるところがあるのは、話題になる。高い建物を建てるのは、おもしろい」
このあと、実際にタブレットやパソコンを使ってマインクラフトを操作しました。
参加者
「駅の近くにライブ会場を置きたい。いっぱい人が来そう。人口が増えそう」
「公園はいま何もなくて、しらっとしていたから、ブランコや滑り台を付けた方が、みんな来てくれるのかな。人が来てくれるように、優しいというアピールをマイクラで表現したい」
「高田は雁木通りが有名。それを取り入れたり、地球温暖化を解決するために、自然を取り入れたら外から人が来るかな」
「しっかりと問題をとらえて、まちの一員として暮らしたい」
上越商工会議所青年部 和栗聖さん
「上越妙高を自分たちが、よくしていくんだぞという気持ちで。いまの上越妙高の現状にとらわれず、自由な発想で夢のある上越妙高を創ってほしい」
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