1. 上越妙高タウン情報
  2. ニュース
  3. 上越市出身の芸術家 舟見倹二 生誕100年企画展

ニュース

  • NEW

上越市出身の芸術家 舟見倹二 生誕100年企画展

上越市出身の芸術家 舟見倹二 生誕100年企画展

上越市出身の芸術家、舟見倹二さんの企画展「生誕100年 舟見倹二 ストライプの彼方へ」が、高田城址公園内の小林古径記念美術館で開かれています。

企画展は舟見倹二さんの生誕100周年に合わせて小林古径記念美術館が開きました。公立の美術館では初めての開催です。

会場には油絵や30センチ角のボックスに、自分の父親が残した古い道具や自分の作品を入れたBOXART、飛行機の立体作品など、およそ100点の作品が展示されています。

舟見さんが生涯にわたり制作した幅広い作品の変遷をたどることができます。20代から40代にかけては、油絵を描きました。20代は暗い色調のなかで群像をモチーフにした作品が多く、抽象的で物の形を再構成して描いています。

30代のころは、感情をそのままぶつけたような作品で、激しいタッチや荒々しいものが特徴的です。

40代のころは、丸や四角など抽象的な空間の表現へと変わっていきました。

その後、50代からはシルクの布を通してインクを押し出し、その形のまま反転せずに刷れる、シルクスクリーン版画を制作しました。一番評価されたのが、ストライプを現したシルクスクリーンの版画作品です。カッターの刃を2枚重ねて、ニス原紙という、版になる元の紙を細く切り抜いて、半透明のインクを何回も重ねてグラデーションを作っています。

学芸員  市川高子さん
「油絵だと自分の感情を画面にぶつけるような作品だが、これは舟見さんの思いが画面から消えている。これを表したいという中心になるものがないので、ただの模様にも見えるが、見ている人が自由な解釈ができる」

小林古径記念美術館が建つ前は、陸軍の高田偕行社があり、舟見倹二さんの父親がそこの管理人でした。舟見倹二さんは、多感な少年時代をそこで過ごし、絵画に触れたり音楽に触れたことが後の表現につながったと言われています。高校教員をしながら作家生活60年を過ごし、94歳まで絵を描いて個展を開いてきました。

学芸員 市川高子さん
「舟見さんの人生、人となりを味わいながら作品を楽しんでほしい」

企画展「舟見倹二 ストライプの彼方へ」は6月21日(日)まで開催されます。期間中は学芸員による解説のほか、版画の体験会などもあります。詳しくは美術館のホームページをご覧ください。

この記事が気に入ったら
上越妙高タウン情報にいいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でJCV Fan !をフォローしよう!

あわせて読みたい記事

© Copyright (C) 2026 上越妙高タウン情報 All rights reserved.