2026年10月3日
2026年10月3日 22:00更新
地元に愛されるグルメの数々を、店主、生産者、料理人などの“食の担い手”たちがリレー形式で紹介する「上越妙高うんまいもんリレー」。ひとつの料理、食材をきっかけに、次の人へバトンが渡され、地域の食文化を深掘りしていきます。見るだけでお腹が鳴る、思わず足を運びたくなる、知られざる「地元のうんまいもん」が続々登場します。
寺野いろりばた
「笹寿司」をキーワードに、前回の「いなかの味 まんま」から紹介してもらったのは「寺野いろりばた」です。
上越市板倉区寺野地区で活動をしている「寺野いろりばた」。主に地元で採れたもち米や山菜などを使って、地域の郷土料理を作っています。取材したこの日も朝5時から仕込みをしていました。
代表 島田 チイさん
「活動を始めたのは25年前。寺野地区の過疎化が進んできて、それを何とかしようと立ち上がった。囲炉裏を囲んで家族がみんな楽しくやっていた経験を覚えていまして、みんなで楽しく囲炉裏を囲んでやるような、そんな楽しい会にしたいと思い、名前もすぐに決まりました」
寺野いろりばたでは、伝統の味に少しアレンジを加えた商品をさまざまなイベントで販売しています。定番商品は「笹寿司」、「山菜おこわ」、「みょうが団子」です。
笹寿司 5枚入り 700円(税込)
「笹寿司は5種類あります。ゼンマイ・タケノコ・サケ・タマゴ・シソ。タマゴには自分たちで作った味噌漬けを散らしている。寺野いろりばたを作るときに『特産品を作りましょう』と大きなことを言ってしまった。話し合いの中で『笹寿司はどう?』という声があり、それがきっかけで始めました」
山菜おこわ 250g 400円(税込)
「山菜おこわは、地場産のこがねもちを使っている。具材としては、ゼンマイやタケノコ、シイタケ、ちくわ、油揚げなど。昔、家庭ではちくわや油揚げは入れていなかったと思うが、商品にはごちそうとして入れることにしました」
みょうが団子 5個入り 700円(税込)
こちらの『みょうが団子』は中に小豆のあんこを入れて、ミョウガの葉で包んで蒸した団子のことです。
「私はさわやかなミョウガの風味で好きです。今年もミョウガの葉を1万枚くらい採りましたね。もち米は区内で採れたもの。皆さん喜んで買ってくださいますね」
地域の伝統の味を作り、販売する「寺野いろりばた」。実は今年度で活動が終了します。
「25年と言えば長いけど、そんなに長く経ったような気もしない。仲間たちは家族に迷惑をかけて頑張ってきてくれたんだなと思います。地域の人たちにも力を貸してもらって、よくここまで皆さん協力して下さった。今の若い人たちも結構買いに来てくださるので、味を覚えてもらいたいなと思います。」
なお、寺野いろりばたの最後のイベント出店は、12月15日(火)午前9時からJAえちご上越板倉支店で開催される「なごみ市」です。守り続けられてきた、寺野地区の郷土の味。ぜひこの機会に、その思い出の味を心に刻んでみてください。
寺野いろりばたが紹介する次のうんまいもんのキーワードは「カフェとそば」です。次はどんなうんまいもんが登場するのでしょうか?
※ご覧の記事は、JCVの地域情報番組「Jump」のコーナーで2026年9月30日に放送した内容です。
寺野いろりばた
※実店舗はなく、イベントなどに出店
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