2026年10月9日
2026年10月9日 9:00更新
上越地域のコメを海外に売り込もうと、新潟県は外国人や観光関係者を対象に、稲刈りや新米の食べ比べを体験するモニターツアーを8日(木)に上越市で開きました。
このモニターツアーは、上越地域のコメの魅力を外国人に知ってもらい、輸出につなげようと、上越地域振興局が企画したもので、去年に続いて開かれました。今年度は春に田植えを、この日は稲刈りを体験し、新米の食べ比べをしました。
参加したのは、上越地域に住み、外国人向けの観光ツアーの企画などに携わるアメリカ人やロシア人など、あわせて12人です。参加者は大潟区の田んぼを訪れ、手刈りや、コンバインによる稲刈りを体験したほか、コメを乾燥・貯蔵する施設を見学しました。
農業組合法人 大潟ナショナルカントリー 竹田稔 代表理事
「株ごと握って、刈る。これが日本古来の稲刈りの収穫」
アメリカ出身
「農家が大変な作業をしてくれて感謝。おいしいコメが食べられる。たくさん旅をしてきた。ここのコメは世界一。(輸出も)将来性ある。品質が違う。一度食べ比べをしてみれば分かる」
新潟県は人口減少やコメ余りを背景に、県産米の輸出拡大を目指しています。県産米の輸出額は年々増加していて、令和4年の14億8000万円から、去年は過去最高の23億6000万円となりました。このうち輸出額の割合や伸び率が高いのはアメリカです。県は令和4年に策定した輸出戦略で令和14年の県産米輸出額を36億円とする目標を掲げています。
上越地域振興局 農林振興部 安藤義昭 副部長
「加工用米や非食用米、輸出を含めたコメも経営の1つとして取り組んでもらうと、より経営の安定につながる。こういった活動を通じて、いろいろなところと接点ができて、上越地域のコメのおいしさや物語を広めていけたらいい」
県は、来年2月に赤倉観光ホテルで、海外出身の宿泊施設経営者やスキー客を対象に、コメをPRするイベントを開く予定です。
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