2026年8月14日
2026年8月16日 4:00更新
地元に愛されるグルメの数々を、店主、生産者、料理人などの“食の担い手”たちがリレー形式で紹介する「上越妙高うんまいもんリレー」。ひとつの料理、食材をきっかけに、次の人へバトンが渡され、地域の食文化を深掘りしていきます。見るだけでお腹が鳴る、思わず足を運びたくなる、知られざる「地元のうんまいもん」が続々登場します。
bar 醸す(上越市大町3-4-5)
「発酵シロップ」をキーワードに、前回の「スイミー 古本と日本酒の店」から紹介してもらったのは「bar醸す」です。
えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン高田駅から徒歩10分のところにあるbar醸す。ここは一体どんなお店なのでしょうか?
代表 齋藤睦さん
「もともと民家の空き家だったところをオーナーの方が直したところ。家だった時の雰囲気が残っているので、皆さんの実家のようなバー。にぎやかな雰囲気というより、ゆっくりとした時が流れている」
もともと、東京のフランス料理店でソムリエとして働いていたという齋藤さん。お店では、どんなメニューが楽しめるのでしょうか?
「お酒は洋酒全般。ウイスキーとかブランデーとか、蒸留酒みたいなものから、ワインやビール。かなり(ソムリエの)経験は生きているかなと思いますね。あとは、発酵フルーツシロップを作っています。フルーツのシロップを使った、ちょっと甘くて飲みやすいようなお酒やノンアルコールドリンクもご用意できるように揃えています」
発酵フルーツシロップとは、どんなものなのでしょう?
「上越妙高エリアのものを自分で採りに行ったりしながら、なるべくそういうものを使っている。雪国なので、例えば冬場の柑橘類や、土地で採れないものは直接農家さんにお願いして取り寄せて、何種類かの果物や直物を組み合わせて作っています」
むつみ健康商店の発酵フルーツシロップ 190㎖ 1650円(税込)
季節ごとに、さまざまなフルーツや植物を使ってシロップを作っている齋藤さん。この時期にオススメなのは、梅を使ったシロップです。
「梅シロップは何種類か作った。新ショウガやスパイスを10種類くらい合わせたクラフトコーラっぽく仕上げたシロップとか。甘味はあるけど、梅自体がかなり酸の強い食材なので、酸っぱくてすっきりした味わいです。甘酸っぱいです」
発酵フルーツシロップを使った季節のドリンク 800円(税込)~
また、お店ではこのシロップを使ったお酒も提供しています。
「イチジクの葉っぱを漬けたお酒を自分で作って用意しているので、それと合わせたドリンクはおすすめです」
どんな味なのかは、飲んでみてのお楽しみ。お店では、お客さんの好みに合わせたお酒を作って出してくれます。齋藤さんと話しながら、自分好みのお酒を探してみるのも楽しそうですよね。
上越地域の素材を使って発酵フルーツシロップを作るbar醸す。そこには、県外から戻ってきたからこそ気づいた思いがありました。
「『果樹がたくさん生えているなこの街は』と気付いて、しかもなりっぱなしで誰も採らない。同じように実家にもウメの木が生えていて、『これを使ってシロップを作るか』と思った。スーパーでモモとか何種類か果物を買ってきて、それを合わせて作ったのが1番最初のきっかけですね。最初はすごく不思議だった。質のいい果物がボンボンなっているなという印象でした。今だからわかりますけど、それが当たり前の環境だから、もったいないというか、不思議で『どうしてだろう』と思いました。いろいろな皆さんの気付いていない魅力に気付いていただけたらいいなって思ってやっています」
上越地域の秘められた魅力を感じられる発酵フルーツシロップ。ぜひ皆さんも味わってみてください!
bar 醸すが紹介する次のうんまいもんのキーワードは「キッチンカーのカレー屋さん」です。
次はどんなうんまいもんが登場するのでしょうか?
※ご覧の記事は、JCVの地域情報番組「Jump」のコーナーで2026年8月12日に放送した内容です。
bar 醸す
■住所:上越市大町3-4-5
■電話:なし
■営業時間:19:00~24:00
■定休日:インスタグラムを確認
■インスタグラム:@bar_kamosu
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