2025年05月07日 15:56更新
先月22日(火)上越市立直江津南小学校で提供された給食に割れた蛍光灯の破片が混入した事故で、1人の児童が3回にわたり、破片を口に入れていたことなどが新たに分かりました。
これは上越市教育委員会が5月3日(土)新たに発表しました。事故は4月22日、直江津南小学校5年生の教室で黒板の横に立てかけてあった蛍光灯が割れ、提供された給食のマーボー豆腐やごはんに破片が混入したものです。
上越市教育委員会が改めて関係者に聞き取りをした結果、破片を口に入れた児童の数は、当初の発表よりも1人増え、3人だったこと。このうちの1人は破片を3回、口にしていたことが分かりました。この児童は最初に配膳された給食の中でマーボー豆腐を食べて破片があったのに気づき、介護員に知らせました。介護員は児童が口から出した破片をゴミ箱に捨て、自分のマーボー豆腐とごはんを児童と交換しました。
このあと児童がマーボー豆腐やごはんを食べるとそれぞれ別の破片が口に入りました。いずれも飲みこむ前に口から出しています。
教育委員会では4月30日(水)に開かれた保護者会でこの内容を説明しました。
学校では再発防止に向けた研修を4月28日(月)全教職員を対象に実施しました。また教育委員会は市立の幼稚園と小中学校を対象にした臨時の校長会を5月1日(木)に開き、事故の説明や今後の対策を指導しています。
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