2025年6月2日
2025年6月1日 5:26更新
上越妙高駅から徒歩5分ほどにある大和神社には、樹齢350年以上と言われる大ケヤキがそびえたちパワースポットとして知られています。「今泉城跡の大ケヤキ」を長年守り続けている上越妙高駅と共に歩む会の今年度の活動が6月1日(日)から始まります。
今泉城跡の大ケヤキは、上越市の地域の宝に認定されています。境内一帯には、今からおよそ700年前の南北朝時代に今泉城があり、江戸時代初期にこの跡地に大ケヤキを植えたといわれています。
大ケヤキは幹周り6.6メートル、高さ27メートルです。100年以上前に雷で被災しましたがたくましく生きています。
この大ケヤキを大切に守っているのが、上越妙高駅と共に歩む会です。メンバーは50人ほど。会の今年度の1回目の活動が6月1日(日)に始まります。ふだんは、上越妙高駅に観桜会や観蓮会などのぼり旗を設置しています。大ケヤキの手入れは8年間行っており、年に2回の草刈りなどをメンバー25人ほどで作業しています。
メンバー最高齢92歳
「ここで育ちここで遊んだ。戦前戦中戦後知ってる。当時はしたが小さくて入れたので遊んでいた。とても大切なもの」
また、作業には枝の剪定もあり、剪定した枝をリサイクルして定規を作成しました。
このほか、来た人へのおもてなしとして、景観整備のために伐採したスギの木で丸太イスを作り並べたり、パラソルも設置しています。
上越妙高駅と共に歩む会 石平春彦 代表
「来ていただいてパワーを感じてもらえれば。地域の活性化にもなる」
大ケヤキの草刈りは、誰でも参加することができます。日時は、6月1日(日)午前9時~10時頃までです。
© Copyright (C) 2025 上越妙高タウン情報 All rights reserved.