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津有地区 築100年以上の古民家改修「iFデザインアワード」で最高位ゴールドアワード受賞!

津有地区 築100年以上の古民家改修「iFデザインアワード」で最高位ゴールドアワード受賞!

上越の匠が世界で輝く!

上越市津有地区にある築100年以上の古民家を改修したモデルハウスが国際的に権威のあるデザイン賞「iFデザインアワード」で最高位のゴールドアワードを受賞しました。工事を担当したのは上越市の「山岸建工」です。

「iFデザインアワード」でゴールドアワードを受賞した築100年以上の古民家を改修したモデルハウス「承継樓(しょうけいろう)」です。工事を担当したのは上越市平成町にある「山岸建工」の代表取締役で過去に技能グランプリの建築大工部門で全国一位に輝いた山岸芳治さんと同じ大会で去年敢闘賞を受賞した息子の翔さんです。

山岸建工 山岸芳治 代表取締役
「世界の賞なんて取れると思っていなかった」

今年の「iFデザインアワード」には世界各国からあわせて1万件以上の応募がありました。このうち最高賞のゴールドアワードに輝いたのは75件です。全9部門のうち「承継樓」は建物内部の空間デザインを対象とする「インテリアアーキテクチャ部門」で受賞しました。

「承継樓」には、大工の技術や地域に受け継がれてきた古民家を次の世代に繋いでいきたいという思いが込められています。工事はおととし3月からおよそ1年かけて行われ、資材には改修で出た梁や柱、上越地域で解体された別の古民家の古材やふすまなどを再利用しています。

左:山岸芳治さん  右:山岸翔さん

山岸建工  山岸芳治代表取締役
「ケヤキなどが多い。豪雪に耐えられるように丈夫にできている。上の梁は後から入れたのがわからないくらい上手くいった」

山岸建工  山岸翔さん
「大きな仕事は階段を作ったこと古材にケヤキの板を取り付ける。1枚1枚形が違う。加工するにも硬い木で大変だった」

審査員からは「古民家に現代の住みやすい空間を追求し、細部までこだわり、室内空間と景観のバランスが完璧」と評価されたということです。このほど授賞式がドイツのベルリンで開かれ山岸さん親子も出席しました。

山岸建工  山岸翔さん
「世界で評価されたのはありがたい。これからも精進していきたい。古民家は一度壊されると復元できず数が減っていく一方。少しでも自分たちの力で残していければ」

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