2025年7月3日
2025年7月3日 16:14更新
上越市西本町4丁目の飲食店、有限会社 鳥まんが6月24日に新潟地裁高田支部より破産手続き開始の決定を受けました。負債はおよそ9000万円と見込まれています。
帝国データバンクによりますと、鳥まんは1954年(昭和29年)に八坂神社参道の屋台として創業しました。1963年(昭和38年)5月に法人改組された飲食店「鳥まん」の店名で直江津地区で長年親しまれてきました。「まん」は「萬(よろず)」を意味し、焼き鳥や餃子、卵焼きなど最大200種類にも及ぶ多彩なメニューを提供していました。2000年8月期には年売上高およそ1億4000万円を計上していました。
しかし、近年は新型コロナの影響から来店客数が減少し、2024年8月期の年売上高はおよそ9000万円にまで落ち込んでいました。また従業員の高齢化や建物の老朽化に加え、能登半島地震の影響で建物の一部が使用できなくなり、宴会など大口の集客が難しくなり、今年4月29日をもって70年以上の歴史に幕を下ろしました。
負債はおよそ9000万円と見込まれていますが、変動する可能性があるということです。
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