2025年9月3日
2025年9月1日 17:36更新
北陸地方の底引き網漁が1日(月)に解禁され、能生漁港にはメギスが水揚げされました。
北陸地方の底引き網漁は毎年9月1日に解禁されます。能生漁港では今朝3時頃に6隻が出航し、4キロほど離れた沖合で漁が行われました。毎年、解禁直後はメギスが水揚げされます。
上越漁業協同組合 黒坂智成 課長
「底引き網漁が解禁された日に漁に出られたのは3年ぶり。解禁初日では漁獲量は1番多かった」
大きさは平均20センチほどですが、なかには30センチを超えるものもみられました。
上越漁業協同組合によりますと解禁初日、能生漁港ではメギスおよそ5200キロが水揚げされました。初日の漁獲は去年の2倍以上で、滑り出しは好調だということです。
光洋丸 中村浩さん
「魚体はふっくらしていて脂がのっている。漁獲は例年に比べれば多い。食べ方は煮付けが1番簡単。手をかけられればフライや天ぷら」
一方、日本海では海水温が例年よりも高く、今後の漁に影響が出るのではと心配する声があがっています。
光洋丸 中村 浩 さん
「気温が高くなったり海水温が高くなると魚が深いところへ逃げてしまう。秋になって涼しくなれば増えてくる。涼しくなることと漁獲量を期待したい」
1日(月)に水揚げされた魚は上越市内の鮮魚店、魚勢やスーパーイチコ、ナルスなどで販売されます。
上越漁業協同組合 黒坂 智成課長
「お待たせしました。解禁したメギスをスーパーなどで見かけたらぜひ手に取って食べてほしい」
底引き網漁は来年6月まで続き、11月からはズワイガニ漁がはじまるということです。
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