2025年9月17日
2025年9月17日 17:05更新
水不足を乗り越え、黄金色に「進化」!
田んぼに稲を植えて文字にする「稲文字」に挑戦した上越市立清里小学校の児童が16日(火)に稲刈りをしました。
「稲文字」づくりに挑戦したのは、清里小学校の全校児童83人です。地域を盛り上げようと毎年取り組んでいて、今年の文字は「『進(すすむ)』21st」です。新たな未来に「進む」、「進化」するという意味が込められています。
8アールの田んぼには文字を立体的に見せるため、穂の高さや葉の濃さが異なる、コシヒカリともち米「わたぼうし」の2種類が植えられました。
6月撮影:学校提供
稲文字の写真撮影はドローンを使い、6月から9月にかけて行われました。
児童はカマで刈る、または刈った稲をわらで縛る役割に分かれて作業を進めました。
今年は水不足のなか、5年生は稲の状態を夏休みに観察してきました。稲の管理は地元でコメづくりをしている「グリーンファーム清里」が協力し、坊ヶ池の水を川に流して田んぼまでひくなど工面しました。
グリーンファーム清里 保坂一八 代表取締役
「今年は記録的な高温で、雨らしい雨が40日間ほどなかった。その中で皆さんの学校田はたわわに実っている」
5年生
「リーダーとして引っ張っていく緊張感も、楽しさもあった」
「1年生にかまの持ち方を教えたり、束ねることが難しかった」
「頑張って作ったコメを清里の人に食べてもらいたい」
この日はイネを手刈りしたあと、コンバインを使った稲刈りも見学しました。収穫したコメの使い道は、5年生が話しあって決めることにしています。
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