2025年9月22日
2025年9月22日 16:37更新
上越市清里区の農業法人「グリーンファーム清里」でワイン用のブドウの収穫が最盛期を迎えています。
農業法人「グリーンファーム清里」はコメ作りに頼らない農業を進めていて、5年前から清里区の80アールの畑で加工用のブドウを栽培し、去年初めてオリジナルワイン「夢遊」を販売しました。
今年のブドウの収獲は、高温が続いたことや夏に雨が少なかった影響で日照量が確保され、去年より10日早い、先月25日から始まりました。品種は上越市出身の川上善兵衛が生み出した「マスカットベーリーA」です。
今年は2月の降雪で枝が折れたり、芽吹かない木もありましたが、収量は去年と同じ、約8トンを見込んでいます。
グリーンファーム清里 涌井大晴さん
「出来は去年より糖度が上がり、黒々としたいいブドウが採れるようになった」
収穫したブドウの約5トンは上越市の岩の原葡萄園に納品されます。残りの1.5トンは南魚沼市の越後ワイナリーで醸造され、オリジナルワインとして赤ワイン900本とロゼ500本が12月上旬からグリーンファーム清里で販売されます。
グリーンファーム清里 涌井大晴さん
「去年」飲んでいただいた人は、去年との味の違いを楽しみながら。今年初めて飲む人は、清里のことを思い浮かべながら飲んでほしい」
ブドウの収穫は来月上旬まで続きます。
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