2025年9月24日
2025年9月25日 4:00更新
20歳以下の若者がものづくりの技を競う全国大会が先月 香川県で開かれ、上越テクノスクールの山岸颯太さんが「自動車整備部門」で銅賞に輝きました。
「若年者ものづくり競技大会」の自動車整備部門で銅賞を受賞したのは上越テクノスクールの2年生 山岸颯太さんです。この大会は、工業高校や職業訓練校などで技能を学ぶ就職していない20歳以下の学生を対象に、厚生労働省などが毎年開いています。
大会には、上越テクノスクールから自動車整備部門と建築大工部門に1人ずつ出場しました。
山岸さんが出場した自動車整備部門には全国から15人が参加。壊れたエンジンの修理、ブレーキやサスペンションなど足回りの整備、ウインカーなど電気系統の点検といった4つの課題にそれぞれ制限時間30分間で挑みました。
山岸さんは作業のスピードと正確さが評価され、銅賞に輝きました。
上越テクノスクール(2年生)山岸颯太さん
「入賞できるか不安だった。無事に入賞できてうれしい。測定とライト等の点検には自信があった。本番でも上手にできた。ブレーキやサスペンションの点検が30分の制限時間内に収まらなかった。もう少し練習しておけば良かった」
山岸さんは大会に向け、仲間と一緒に切磋琢磨しながら技を磨いてきました。
上越テクノスクール(2年生) 山岸颯太さん
「整備は責任が伴う仕事。今後、全国大会に出た経験を生かしてやっていきたい」
山岸さんは来年の春、建築機械や重機のリースや整備などを行う県内企業へ内定が決まっています。
上越テクノスクール自動車整備科 宮内翔大 主任指導員
「本人も頑張った。とてもうれしい結果に喜んでいる。就職先は重機関係に行くけど、整備の基礎は一緒。学んだことを生かして重機整備でも頑張ってほしい」
上越テクノスクールが「自動車整備部門」で入賞するのは3年連続です。
上越テクノスクールでは現在、令和8年度の入校生を募集しています。詳しくは上越テクノスクールにお問い合わせ下さい。
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