2025年9月30日
2025年9月29日 11:36更新
妙高市の新しい図書館を含む複合施設「まちなか+(プラス)」が、朝日町1丁目市役所の斜め向かいに完成し、10月4日(土)にオープンします。これを前に27日(土)、報道向けの内覧会が開かれました。
「まちなか+」は図書館のほか、子育て広場や市民が交流する活動スペースなどがある複合施設です。コンセプトは「本と人とまちをつなぎ学びが育つ場所」で、1階から3階までを利用できます。
3階は「知の拠点」でメインの図書館があります。本の数は1階と2階を含め現在およそ11万8000冊あり、今後は16万冊、旧図書館よりも5万冊増やす予定です。
大きな窓から妙高の山々を眺めながら、本を読むことができます。
1階は「みんなの広場」で、雑誌などが読めるカフェやおもちゃ、絵本がある子育て広場、新聞コーナーなどがあり、大人から子どもまで気軽に立ち寄れる場所になっています。ガラス張りの多目的ルームもあり、イベントや講座などが開かれる予定です。
カフェスペース
子育て広場
新聞コーナー
2階は「創造の場」で、机の配置を自由に変えて使うことができます。防音の部屋や個室の学習スペースがあります。
個室ブース
館内には、まちのランドマークとして多くの人に親しまれるよう、壁や本棚などいたるところに「山」をモチーフとしたデザインが取り入れられています。
妙高市教育委員会 まなびの交流室 小林豊 室長
「妙高市の宝である山々を表現。書架全体も山の形になっていて、中央に向かって低く、外側が高くなっている。これにより中央カウンターからいろいろな本が見やすいのと、圧迫感がなく開けた空間になっている」
「まちなか+」は、10月4日(土)に開館します。午前10時からオープニングセレモニーが行われるほか、謎解きやeスポーツの体験イベントがあります。グルメブースも並ぶ予定です。
開館時間は午前8時30分から午後10時まで。2階と3階の図書館は午前9時から平日は午後7時まで、土日祝日は午後6時までです。本を借りられるのは、市民、または市内に通勤通学する人です。施設を利用するときは、駐車場が17台分しかないため市役所を利用できます。市では駐車場の工事を進め、来年度には50台以上が停められるようになる予定です。
妙高市教育委員会 まなびの交流室 小林豊 室長
「各階ごとに違う雰囲気なのも複合施設の魅力。市内外いろいろな方が交流して、まちなかに新しい力が生まれていく原動力の拠点になれば」
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