2025年11月4日
2025年11月4日 18:58更新
上越市寺町2丁目にある浄興寺で秋の恒例行事「大根焚き」が3日(月)に行われ、地元の人たちが温かいダイコンを味わいながら無病息災を願いました。

大根焚きは浄土真宗の宗祖、親鸞聖人が高田を訪れた時に煮たダイコンを振る舞ったことが由来とされています。浄興寺では毎年この時期に、地元住民でつくる「浄興寺大門通りまちづくり協議会」が無病息災を願って行っています。

3日は雨が降り気温が下がるなか、地元の人たちなどが訪れ、温かく煮たダイコンを味わっていました。5センチほどに切ったダイコンに「浄」の文字を焼き付け醤油などで味付けし、1日おいて味を染み込ませています。

訪れた人
「この1年健康な体でいられるように祈りながら食べる」
「味がしみ込んでいてとてもおいしい。心も温まったような気がする」

用意されたのは、ダイコンのほかにおにぎりと厚揚げもついて400食分です。会場では上越高校の生徒17人が配膳を手伝っていました。
生徒
「地域の人たちと交流できるのが楽しい。おいしいダイコンを食べてもらえてうれしい」

浄興寺大門通りまちづくり協議会  清水誠一会長
「皆さんが健康長寿を祈念している。(今回は19回)20回、21回とやりたいが、次に続く人を育てないと。学生さんが後についてきてくれるとありがたい」
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