2025年11月17日
2025年11月18日 13:43更新
上越市内にある福祉施設の利用者が作った貼り絵や工作などを展示した「想いを描いた創作展」が、17日(月)と18日(火)の2日間、上越市市民プラザで開かれました。

作品を作ったのは、介護サービスや障害福祉サービスを利用している人たちです。縦横1メートル以上ある貼り絵など、複数の利用者が共同で作った作品を中心に260点あまりが並んでいます。

作品づくりは指先の細かい運動になっているほか、制作中のおしゃべりが仲間づくりにつながっています。また、モチーフに季節の風物詩や年中行事を入れることで、四季を感じるきっかけになっています。
主催したのは、各種福祉施設を運営している上越市社会福祉協議会で、2年前から毎年この時期に開いています。

会場には施設の利用者も大勢訪れ、作品に見入っていました。

上越市社会福祉協議会の村松涼太さんは「日頃の機能訓練の想い。仲間と作る想い。地域と故郷への想い。様々な想いが込められている。作品展を通じて地域の方に協議会の事を知ってもらい福祉サービスの理解を深めてほしい」と話していました。

この作品展「想いを描いた創作展」は、20日(木)と21日(金)に浦川原高齢者生活福祉センターでも開かれます。
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