2026年3月18日 16:59更新
全国から熟練した技能士たちが集まり、技術の日本一を決める「技能グランプリ」がこのほど大阪府で行われました。このうち畳製作部門に上越市で畳店を営む磯貝清英さんが出場し、8度目の挑戦で初の金賞に輝きました。
「技能グランプリ」の畳製作部門で金賞を受賞した、上越市中央5丁目にある磯貝畳店の磯貝清英さんです。
技能グランプリは熟練した技能士たちが日本一を競う大会で2年に1度開かれています。部門は建築大工や園芸装飾、日本料理など30職種に分かれています。
提供:全日本畳事業協同組合
磯貝さんが出場した畳製作部門には全国から24人が出場し、決められた大きさの畳を作る早さや正確さなどを競いました。
磯貝畳店 磯貝清英さん
「畳のへりを縫い付ける作業。針足が(縫い目の長さ)決まっている。数ミリの違いで減点される。いかに減点されないように畳を作るか」

へりを縫い付ける作業では縫い目の幅が決められていて熟練の技が求められます。また、材料の稲わらは生育環境や気温によって、品質が異なるため、仕上がりにも大きく影響します。

磯貝さんは過去に7度出場し、銅賞を3回、銀賞を2回受賞しています。今回は8度目の挑戦で念願だった金賞を受賞しました。磯貝さんが日本一を目指して挑戦し続けたのには、一緒に技術を学び若くして亡くなった後輩への思いがありました。

磯貝畳店 磯貝清英さん
「金賞はうれしい。自分自身がとりたいというのもあるが、母校(専門学校)の校長先生と亡くなってしまった後輩のために取りたいという気持ちがあった。捧げる金賞」
磯貝さんは19歳の時に専門学校で技術を学び、40年近く畳を作ってきました。

磯貝畳店 磯貝清英さん
「難しい。やればやるほど奥深さが見えてくる。まだ自分では100点をあげられない。まだまだ、技術を磨かないといけない」
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