2026年10月22日
2026年10月22日 18:14更新
季節の食材を題材に、日々の出来事や思い出を絵と言葉で表現し瓶に詰めた、独特の作品を手がける上越市の岸田國昭さん。その作品を集めた個展が板倉区のゑしんの里記念館で開かれています。
春のツクシ、夏のホオズキ、秋の味覚サトイモ、そして冬のクワイなど、季節の食材を描き、日々の出来事や思いを言葉で添えて瓶に詰める作品を手がけているのは、板倉区に住む作家の岸田國昭さんです。
会場には春の山菜から冬のクワイまで、季節ごとに制作された作品が並び、来場者は作品をたどりながら四季の移ろいを楽しむことができます。
岸田さんが瓶詰の絵を始めたきっかけは2年前に描いた冬の食材、クワイでした。クワイを描いたあと、水上勉のエッセイ「土を喰日々」にクワイが登場していたことを思い出し、「絵の横に言葉を添えてみてもいいのでは」と考えました。
完成した作品はサイズが小さかったため、瓶に詰めてみたところガラス越しに見える絵のゆがみに不思議なおもしろさを感じたといいます。
岸田國昭さん
「季節によって変わる食べ物など形のおもしろさ、自分の思いを日記のように書きながらビンに詰めた。季節を楽しめるといいなと思い展示している。くだらないことだが、日々の思いを描いている。読んで楽しんでもらえるかな」
岸田國昭さんの個展「『瓶詰(びんづめ)の絵』~集められた歳時記~」は今月31日まで板倉区ゑしんの里記念館で開かれています。作品展示のほか販売も行っています。
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