2025年6月26日
2017年3月25日 22:32更新
23日午後10時過ぎ頃、上越市南新町の市営住宅の5階の部屋で、男性が死んでいるのが発見された。県警は25日夜に会見を開き、殺人事件として捜査にのりだした。
25日 上越警察署
死んでいたのはこの部屋に住む無職の76歳の男性。警察によると、3月23日午後8時半ごろ、上越市内に住む60代の男性から上越署に「男性と数日前から連絡が取れない」と電話で届け出があった。
矢部 利昭 刑事部長
警察官が現場を確認したところ、部屋のドアには鍵がかかっていて、新聞が取り込まれておらず、呼びかけにも応答がなかった。市役所と連絡をとり、合いかぎで部屋に入ったところ、居間で男性が頭から血を流し、仰向けになって倒れていた。25日、司法解剖の結果、頭部や腕などに外傷があり、死因は外傷性ショック、多発性肋骨骨折による呼吸不全とみられる。部屋に争ったような、また荒らされたような形跡はなかった。遺体は死後数日たっているとみられる。部屋に凶器と認められるような遺留物の発見にはいたっていない。
警察では、上越警察署に約110名体制の捜査本部を設置し、被害者の身辺関係を中心に捜査をしているということ。
© Copyright (C) 2025 上越妙高タウン情報 All rights reserved.