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桑取地区 秋の味覚「クリ」収穫はじまる 

桑取地区  秋の味覚「クリ」収穫はじまる 

秋の味覚のひとつクリの収穫が、上越市の桑取地区で始まりました。10日(水)以降、市内のスーパーの店頭に並びます。

 

クリ農家の勝俣正敏さんは、23アールの畑でおよそ10品種のクリ、あわせて60本を栽培しています。先週末から最も早く実が熟す品種の収穫が始まり、9日(火)も地面に落ちたクリを次々と拾い集めていました。

現在、桑取地区では、勝俣さんを含めて3人がクリを栽培しています。例年、収穫時期は品種を変えながら10月中旬まで続き、あわせて2トンほどが出荷されるということです。

しかし、ことしは天候不順で1週間ほど収穫が遅くなったうえ、一部に小ぶりなものが見られるといいます。

勝俣さんは「暑かったのと降水量が少なかった。クリの成長が悪かった。」と話していました。水不足のクリはシワがあって太っておらず、商品になりません。

一方で、これから収穫時期を迎える品種は、成熟期に雨の恩恵を受けることができ、イガも大きく育っていて期待が持てるということです。

勝俣さんも「雨が降り、太りが良くなってきている。なかて、おくてはいいと思う」と期待していました。

収穫されたクリは、いったん冷蔵庫で保管されたあとサイズごとに選別され、「くわどり栗」として10日以降上越市内のスーパーなどで販売されます。

勝俣さんおすすめの食べ方を聞きました。

「研究しているが…やっぱりくりごはんが一番。味は今年も良かった。みなさんもぜひ食べて」

JAえちご上越によりますと、桑取地区でクリ栽培が始まったのは60年ほど前で、最盛期には50人ほどの農家が約50トンを生産していたそうです。

勝俣さんは、「仲間を増やして『くわどり栗』を残していきたい」と話しています。

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