2025年9月26日
2025年9月26日 18:57更新
郵便の父 「前島密の生誕190年を祝う会」が、27日(土)リージョンプラザ上越で開かれます。当日は式典や講演会に加え、前島密の創作劇が行われます。前日リハーサルにお邪魔して、作品の見どころや意気込みなどを伺いました。
創作劇は、日本で初めて郵便の制度を築いた前島密について知ってもらおうと、前島密翁顕彰事業実行委員会が企画しました。前島密の功績を学び生誕200年へとつなぐため、地元の雄志中学校や春日中学校の生徒3人も前島密役として出演します。
作品名は「青春は冒険だ!郵便の父 前島密の青春時代」です。密が江戸へ向かう幼少期から郵便制度を築く青年期を描き、老人となった密がそれぞれの年代の自分と対話していくストーリーです。
前日リハーサルでは、午後1時30分から6時まで通し稽古が行われ、実際の衣装を着て、小道具を使いながら最終調整をしていました。
密の10歳役を演じる春日中学校 生徒
「完成に近い。完璧に近づけられたら。(参加した)きっかけは、以前主役として劇に出たことがあり、今回も声をかけてもらい、出ようと思った。前島密は、はがき郵便制度を作ったすごい方なんだないうイメージがあった」
密の12歳役を演じる雄志中学校 生徒
「前島密は今で言う小学6年生のころに、ひとりで江戸に向かって勉学に励んだのがすごいと思った。劇では短いけど、実際にはすごい長い距離をあるいているので、その分ゆっくりあるいたり、風にあおられて転倒するシーンを演出したり工夫している」
密の18歳役を演じる雄志中学校 生徒
「感情を込めて皆さんを感動させたい。前島密が郵便の父と言うことは知られていると思うが、それまでどのような過程があるのか知ってほしい」
創作劇を鑑賞するための整理券は、すでに配布が終了しています。当日は、整理券をお持ちの方のみ見ることができます。
なお「前島密の生誕190年を祝う会」の模様はJCVで年末に放送する予定です。
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