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谷内池の「オニバス」復活願い 三和中3年生が種から育成

谷内池の「オニバス」復活願い 三和中3年生が種から育成

かつて上越市三和区の谷内池に群生していた、絶滅危惧種の水生植物「オニバス」を復活させようと活動している、上越市立三和中学校の3年生が今年初めて、種から育てることに挑戦しています。

「オニバス」を育てているのは、三和中学校の3年生35人です。

校舎のすぐ裏手にある谷内池は、「オニバス」の群生地として知られていましたが、2012年を最後に姿が見られなくなりました。

オニバスを復活させようと、5年前から市民有志の会などが三和中学校のプールで「オニバス」を育て、谷内池に移植してきました。三和中学校ではこれまで、谷内池で種の収穫、プールに種をまく手伝いなどをしてきました。

今年は自分たちも何か協力できないかと、初めて種から育てることになりました。

5月14日に直径20センチほどの缶に植えた種がこのほど発芽したため、6月4日に大きく育つように状態の良いものを一つ選んで、大きな容器に植え替えました。

生徒
「発芽を見ることができて、とても良かった。(谷内池に)咲くまで、しっかり見守っていきたい」

生徒
「田植えとはまた違った植え方で、おもしろかった。池に一面に咲いているのが見たい」

今後、生徒は水やりを続けながら、葉が10センチほどになるまで育て、7月下旬ごろに谷内池へ移す予定です。

三和の自然と地域を育む会 佐藤正春 会長
「オニバスの生態から、地域の宝を知ってほしい」

新潟県生態研究会 藤本孝昭 会長
「聞いたことじゃなく、自分で体験したことは心に残る」

有志の会などは去年、トゲのある丸い葉が出るまで育てたあと、鉢ごと池に移し、13年ぶりに谷内池で花を咲かせることに成功しました。

今年は、自生することを願い、谷内池の一角に1000個ほどの種をまいています。

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