2026年10月13日
2026年10月13日 17:30更新
30年の歴史に幕を下ろす、ウルトラマラソン「えちご・くびき野100キロマラソン」が上越市を舞台に11日(日)に開かれました。全国各地からランナーが集まり、地域のボランティアや沿道の応援に支えられながら、会場はたくさんの笑顔にあふれていました。
大会には、100キロの部に1862人、100キロのペアリレーの部に28組、50キロの部に544人の合わせて約2400人が参加し、上越市内の山や海沿い、田園風景のなかを駆け抜けました。
100キロマラソンは、いまから30年前、1996年に市町村合併を見据えて、14市町村の一体感を生み出そうとスタートしました。その後、1年おきに開催されてきましたが、高齢化によるボランティア不足や参加者の減少などを理由に、16回目の今年を最後に幕を閉じることになりました。
100キロの部は、最初のグループが謙信公武道館を午前4時30分にスタート。沿道では、多くの地域住民が温かい声援を送り、ランナーに元気と笑顔を与えていました。
応援する子ども達
「看板はみんなで考えて描いた。こっちも笑顔が増えるし、ランナーも笑顔が増える」
この大会の最大の魅力は、地域住民が参加者をもてなす「エイド」と呼ばれる休憩会場です。これまで、多くの地域ボランティアが支えてきました。
木浦正幸 実行委員長
「それぞれの方々から、エイドを中心にして地域を発信していこうという機運につながっていった。この経験が必ず役に立つと思っている」
今年は46か所にエイドやレスト、給水所が設置され、地域ならではの趣向を凝らした心のこもったおもてなしが行われました。牧区総合事務所のエイドでは、郷土料理おぼろ豆腐を使った醤油味の「おぼろ汁」が提供されました。
ランナー
「おぼろ汁が美味しい。ふるさとの味、上越に帰ってきたという感じになる」
実行委員会牧区部会 羽深良一 部会長
「マラソンが始まった時は、本当にみなさん協力的で、牧区が一つになった感じがあった。いい経験だった。ぜひまた、走りではなく、ゆっくりと牧区に来てほしい」
100キロの部では、速い選手は午後1時20分ころにゴールテープを切り、その後、午後6時30分までに次々と選手がゴールしました。ランナーからは、終了を惜しむ声や復活を願う声が多く上がっていました。
ランナー
「皆さんずっと応援してくれて感動。ずっとウルウルしている」
「ぜひ再開してほしい。3キロごとにエイドがある大会はない」
「何回もお世話になり、ありがとう。ぜひ復活を望んでいる」
「なおさら楽しくなって、これから楽しみにしていたのに残念。復活を待っている」
地域住民とランナーが共に作り上げてきた「えちご・くびき野100キロマラソン」は、多くの人々に感動を与え、30年の歴史に幕を閉じました。
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