2025年9月9日 16:15更新
妙高市の小中学生が夏休みに取り組んだ研究や工作などの作品展が、今月6日(土)と7日(日)の2日間、妙高市のわくわくランドあらいで開かれました。
この作品展は、子どもたちに観察や採集を通じて自然に関心をもってもらうほか、工夫して作品を創り出す喜びを感じてもらおうと、妙高市理科教育センターが毎年開いています。今年は妙高市内の小中学生から149作品が出品され、このうち4作品が最高賞の「教育長賞」に、15作品が「金賞」に選ばれました。
会場には昆虫の標本や、粘土で作ったアサガオ、妙高市の苗名滝のジオラマなど力作がずらりと並び、家族連れが見学に訪れていました。
押すと季節の妙高山に合う色に光る
来場者
「息子の自由研究が展示されている。それを見に来た。息子が(小学)1年生。今年初めて見た。みんな力作ぞろい。(印象的だったのは)古い油でせっけんを作ること。見習いたい」
これは「教育長賞」を受賞した、妙高市立新井南小学校3年生の村山はるかさんの作品、「家のツバメかんさつ新聞」です。
ツバメのペアが家に巣を作り始めた4月から、子が巣立つ7月までの記録がスケッチとともにまとめられています。
これは「金賞」を受賞した妙高市立新井小学校4年生の山岸紗結美さんの作品「宇宙の模型」です。
山岸さんはユーチューブを参考にして、発泡スチロールや塩を使って立体的に表現する「ソルトペインティング」という方法で、太陽系を表現しました。山岸さんは4回目の出品で、初めて金賞を受賞しました。
新井小4年 山岸紗結美さん
「2学期に月の学習をすると知って宇宙に興味を持った。太陽系を作ろうと思った。発砲スチロール球にのりを塗り、塩をふりかけ、一晩置いたら色を付け完成。(金賞)とてもうれしい。また来年も模型工作に挑戦したい」
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