2026年3月10日
2026年3月10日 17:19更新
日本のワインブドウの父 川上善兵衛が生み出したブドウ品種「マスカット・ベーリーA」が誕生して来年で100年になります。岩の原葡萄園では、これにあわせて各種イベントを開くほか、プレミアム商品を販売します。

これは10日(火)に開かれた記者会見で髙岡成介社長が明らかにしました。

岩の原葡萄園の創業者川上善兵衛は、貧困に苦しむ農民を救済しようとブドウの栽培を始めますが、海外から輸入した苗木は上越の気候風土に合わず、うまくいきませんでした。そこで、1万回を超える交配を繰り返し、1927年にようやく上越に合う優良品種を開発しました。それが「マスカット・ベーリーA」です。

岩の原葡萄園では、来年に誕生100年を迎えることから、様々な企画を準備しています。
今年はまず、カウントダウン企画として品種開発を成し遂げた善兵衛の生涯を伝える動画を制作したほか、「マスカット・ベーリーA」で作られた限定品「深雪花2024ヴィンテージ」を今週末の14日土曜日から販売します。

今年の秋にはワインやブドウに親しめるカウントダウン収穫祭を開きます。そして100年にあたる来年は、「マスカット・ベーリーA」を広く発信する記念イベントを東京と上越で開くほか、10月には100年記念収穫祭を開く予定です。

詳細は今後決めることになっていますが、岩の原葡萄園ではこれを機に創業者川上善兵衛の志を全国に広めたいと考えています。

髙岡社長は「マスカット・ベーリーAだけでなく善兵衛が残した日本のワイン文化をしっかり作っていきたい。川上善兵衛の志を基に今後の100年に向けて日本のワイン文化をもっと発展させたい。」と意気込んでいました。

また、会見では川上善兵衛のエピソードを描いた物語をNHKの朝の連続テレビ小説に採用してもらおうと、誘致活動する団体「善兵衛朝ドラ会」の発足が発表されました。
会長は上越商工会議所の山田知治会頭で、今後、観桜会などで署名やPR活動をして誘致の機運を高めることにしています。
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